インドの活動の事例
インドで実施する事業の一部をご紹介します。
※ CDPとは:(Community Development Project)グッドネーバーズが実施する地域開発プロジェクトです
チクジャラCDP*
プロジェクトの背景
グッドネーバーズは、現在インド南部バンガロール県チクジャラ区(Chickjala)内の労働者移住地区内において、デイケアセンターを運営しております。この地域は、鉱山があるため貧しい人々が労働を求めて、周辺地域からやってきます。
デイケアセンターに通う子どもたちの両親の多くは、チクジャラ石切り場内において肉体労働に従事していますが、子どもたちを学校に通わせることができません。その理由としては次のようなことが挙げられます。
・貧しいために学費が払えない
・近隣地域では、学校の数が不足している
・学用品を揃えることができない
・言語の問題があるため(インドでは、地域ごとに異なった言語が使用されているため、他の地域から移り住んできた子どもたちが言葉の問題を抱えています)
・貧しいために学費が払えない
・近隣地域では、学校の数が不足している
・学用品を揃えることができない
・言語の問題があるため(インドでは、地域ごとに異なった言語が使用されているため、他の地域から移り住んできた子どもたちが言葉の問題を抱えています)
たくさんの石が転がっています。
毎日、石切り場では午後5~7時の間に採掘のため、ダイナマイトを爆発させています。 爆発した石の破片が飛び散り危険なため、子どもたちを含めた周辺住民は皆、石切り場から遠くへ逃げなければなりません。
共同井戸には、生活から出されたゴミが浮かんでいます。
1ヵ月に1度、浄化剤を使用し水の浄化を試みていますが、汚れた水を綺麗に浄化することができません。 今後、新たな貯水施設が設置されれば、この井戸を閉鎖する予定です。 しかし、未だに貯水施設設置の見通しが立っていません。
1ヵ月に1度、浄化剤を使用し水の浄化を試みていますが、汚れた水を綺麗に浄化することができません。 今後、新たな貯水施設が設置されれば、この井戸を閉鎖する予定です。 しかし、未だに貯水施設設置の見通しが立っていません。
チクジャラ・デイケアセンター
3カ所あるデイケアセンターには、現在計133名の子ども達が在籍し、算数や英語の授業のほか、音楽やお絵かきなどの情操教育を受けています。
グッドネーバーズは、子どもたちに学用品や給食などを支援し、定期的な医療サービスを通し、子どもたちが健康に成長できるよう支援しています。
- 施設運営時間
毎週月曜日~土曜日 9:00~16:00(土曜日:9:00~13:00) - 場所
インド南部カルナータカ州、バンガロール県、チクジャラ区(Chickjala)労働者移住地区、チクジャラ石切り場内 ・グッドネーバーズ・デイケアセンター - 構成
各センターに教師1名 ヘルパー1名 デイセンターを利用する子どもたちの年齢:1歳~12歳 - デイケアセンターにおけるプログラム
*教育事業:お絵かき、ダンス、歌、英語、算数、数学の勉強
*給食事業:食事の提供
*健康・医療・公衆衛生事業:1ヵ月に1度、健康診断及び治療を受けています
デイケアセンターは現在、約 13坪余りの広さがあります。
一つのセンターに約40名の子ども達が通っています。
デイケアセンターを利用する子どもたちは、日に日に増えてきています。
デイケアセンターには、学齢期である7歳から12歳の子どもたちもいます。
学校に通えないため、代わりにグッドネーバーズが運営するデイケアセンターに来て勉強しています。
学校に通えない理由としては、 学費や学用品を買うお金がない、 弟や妹の世話をしなければならない、家事を手伝わなければならない、働かなければならない、引越ししてきたため言葉が分からない…などがあります。
学校に通えない理由としては、 学費や学用品を買うお金がない、 弟や妹の世話をしなければならない、家事を手伝わなければならない、働かなければならない、引越ししてきたため言葉が分からない…などがあります。
食事の時間。白米とカレーを食べます。
5~6歳頃の子どもたちは、タイヤを転がして遊ぶのが大好き
暑い日、町内の貯水場でダイビングする子ども
ボランティアスタッフと子どもたち
子どもスポンサーを募集しています
皆さまから寄せられる一つひとつの支援が、プロジェクト地域の子どもの成長を 助け、地域社会の発展を支援する大きな力となります。