エチオピア
グッドネーバーズの活動する国 エチオピア
1990年から現在まで、安全な水にアクセスできる人の割合は14%から57%(UNICEF/WHO)と大きな進歩を遂げましたが、今だ半数近くが安全な水を得られない状況で、そのほかにも、児童労働や人身売買といった深刻な問題も抱えています。
プロジェクト概要
・教育及び給食支援プロジェクト
グッドネーバーズのCDP
※ CDPとは:(Community Development Project)グッドネーバーズが実施する地域開発プロジェクトです
エチオピアの子どもの事例
エチオピア・プロジェクトの子どもの事例をご覧ください。
ゴミ箱の家から引越したフレイウォットちゃん(6歳)
フレイウォットちゃんのお父さんは、お母さんが仕事で足を怪我した後、2人を置いて家を去って行ったので、お母さんと二人で暮らています。
彼女は、メルカム幼稚園に通う子どもの中でも極めて貧しい暮らしをしています。お母さんは、精神的な病気を抱え、フレイウォットちゃん自身も気持ちが不安定で、泣いてばかりで、お友達の輪に入ることもできず、いつも一人でいる子です。
彼女は、首都アディスアベバ郊外・リデタ地域の極めて治安の悪い危険な空き地に住んでいました。現地スタッフもこの場所には、治安が悪いため行くことが難しくなっています。
この家で、お母さんがゴミ捨て場から集めてきたモノで生活をしていました。衛生的にも大変悪い環境です。雨が降れば、家の床か水浸しになってしまいます。そこにお母さんと二人で、寝ていました。
現在、フレイウォットちゃんは、グッドネーバーズのスタッフに支えられて、ゴミ箱の家から引っ越すことができましたが、まだまだ良い環境とは言えません。
しかし、彼女はほんの一例で、世界にはこのように困難な環境に置かれている子ども達はまだたくさんいます。 少しでもこのような子どもが、安心して眠れて健やかに成長できるように、皆さまのご支援をお願いします。
皆さまから寄せられる一つひとつの支援が、プロジェクト地域の子どもの成長を 助け、地域社会の発展を支援する大きな力となります。