国内での活動
子どもの貧困対策
国内の子どもの貧困対策事業「グッドごはん」
厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは2017年9月より国内の子どもの貧困対策事業「グッドごはん」を開始し、ひとり親世帯への食品配付を行っています。
アドボカシー活動
世界の貧困削減のために、より多くの人々に世界が抱える問題を伝え、市民社会の国際協力への参加を促進するための取り組みを実施しています。
ネットワークによるキャンペーン・政策提言活動
グッドネーバーズ・ジャパンは、教育の問題に取り組むNGOのネットワーク組織「教育協力NGO ネットワーク」に加盟しています。
政策に訴え、変えていく政策提言活動や、世界の問題を市民社会に広める広報活動も、複数のNGOが連携することでその効果を倍増させることにつながります。
イベント・報告会の開催
国際協力に関心を持ってもらえるようなイベントを実施、または参加しています。また、寄付者の方や市民への説明責任を果たすため、活動報告会を実施し、活動の成果や活動地域の現状を伝えています
緊急・復興支援活動
グッドネーバーズ・ジャパンは海外だけではなく国内でも、災害時の緊急支援活動を行っております。
平成28年熊本地震 緊急・復興支援
グッドネーバーズ・ジャパンは、4月16日午前1時25分に発生したマグニチュード7.3の地震を受け緊急支援を決定、4月23日に現地入りし、被害状況や支援ニーズに関する情報収集を進めてきましたが、24日に、熊本県阿蘇郡南阿蘇村を拠点に活動することを決定、南阿蘇村でのボランティアセンター運営サポートや、物資配付を行いました。(※2016年10月末で活動終了しました。)
東日本大震災 緊急・復興支援
2011年3月11日、東日本を襲ったマグニチュード8.0の地震と大津波は、主に東北地方に甚大なダメージをもたらしました。
グッドネーバーズ・ジャパンは震災直後から現地に入り、被害の大きかった岩手県沿岸部の大槌町、釜石市、山田町を中心に緊急支援を開始。その後大槌町に事務所を構え、2年半以上に渡り、現地駐在スタッフを中心に地元の人々と対話を重ねながら多角的な活動を展開しました。(※2013年9月末で活動終了しました。)
主な支援活動内容
- 支援物資配布:食糧、衣類、日用品、防寒具等を配布
- ボランティア派遣:全国からボランティアを集め被災家屋や河川を清掃
- インフラ・建物の再建:被災保育園の園舎増築、漁協設備建設等
- 子ども支援:アートセラピーによる心のケア、遊び場支援、教育支援等
- 被災地の高校生を対象とした研修:『三陸の高校生、インドネシアをゆく』
講師派遣と事務局訪問
企業や学校を対象に、国際協力や国内ひとり親家庭の貧困問題、フードバンク、災害時の緊急支援、ボランティアなどに関係するテーマで、企業や学校等への講師派遣または学生の方対象の事務局の訪問を受け付けています。