グッドごはん活動報告 2025年2月配付
厚生労働省が公表した「2022年国民生活基礎調査」によると、2021年の子どもの貧困率は11.5%と前回調査(2019年)より改善傾向にあるものの、ひとり親世帯の貧困率は44.5%と半数近くが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンは困窮するひとり親世帯に焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。生活に欠かせない食を支援することで、ひとり親家庭の親子が困窮する今を乗り切り、子どもたちが自ら未来を切り開ける、その一助となるように支援してまいります。
2025年2月の活動報告

新規登録 世帯数 |
301世帯(首都圏137世帯、近畿113世帯、九州51世帯) |
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配付日・場所 |
39カ所44回(首都圏22カ所23回、近畿11カ所12回、九州6カ所9回) |
配付世帯数 |
5,158世帯(首都圏2,266世帯、近畿1,910世帯、九州982世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
8,843人(首都圏3,750人、近畿3,319人、九州1,774人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) |
124,054世帯 |
利用者からの声
2月も、個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭にお渡しすることができました。食品を受け取った利用者の皆さんから、今月もたくさんのコメントが届いています。


・「お米や野菜なども高騰する中、月に一度のグッドごはんが楽しみです。」
・「いつもありがとうございます!物価高でお米が買えないので、毎月助かっています。子どもたちにも美味しいご飯を食べさせられることに感謝です。」
・「支払いばかりで全く貯金もできず、食べ物もお菜のない日もありますが、ご支援して頂けるようになってから、少し子供の衣類を買えるようになり、今まで穴あき靴下で毎日登校してツンツルテンのズボンを履いてた長男に新しくズボンと靴下を買ってあげる事ができました。ありがとうございました。」
・「食事を我慢させるのは心苦しいので、お米など食品の配布はとてもありがたいです。浮いたお金で学業用品等が購入できますので、大変感謝しております。」
・「このように支援活動をして下さる方々がいてくれて生きているという感じです。本当に生き難い現状でこの活動をしてくださるのは本当に私達にとっては命綱となります。感謝致します。」
担当者より
2月も首都圏・近畿・九州のひとり親家庭に食品をお届けすることができました。いつも温かいご支援をありがとうございます。年度が替わる3月は、多くのひとり親家庭の方々にとって、進級や新学に向けて期待や不安があり、また春休みを挟むため何かと負担が多い時期かと思います。グッドごはんの支援を通じて、少しでもこの不安を支えることができればと思いながら、活動を続けてまいります。
引き続き、皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。(田澤)