世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2024.07.01 活動報告

【令和6年能登半島支援】応急住宅入居者向けに電化製品を支援しています

2024年1月1日に石川県能登地方で発生した地震を受け、グッドネーバーズ・ジャパン(以下GNJP) は被害を受けた地域にて緊急支援活動を実施しています。GNJPは自治体や避難所の方々と連携しながら、食品や衣類などの物資配布や炊き出しなど、その時のニーズに合わせた支援を行ってまいりました。 

発災から6か月が経過した現在、能登各地では被災された方の応急住宅への入居が進んでいます。応急住宅に入居される際、生活に必要な電化製品を各自で用意する必要がありますが、家屋が損壊するなどの被害を受けた方々にとってその購入は非常に大きな負担になります。そこでGNJPは助成金を活用し、電化製品提供の支援を行っています。 

※本事業はジャパン・プラットフォームの助成を受け実施しています。 

生活を支える電化製品の提供支援

GNJPは石川県、七尾市、そして他団体とも連携しながら、七尾市にて電化製品の提供支援に取り組んでいます。6月初旬時点で、七尾市では8か所の建設型応急仮設住宅がつくられ、また、みなし仮設住宅にも多くの方々が入居しています。GNJPはこれまでに596世帯に電化製品をお届けしてきました(2024年7月1日現在)。



電化製品を届けている様子

電化製品提供支援は全12種類の電化製品の中から必要なものを選んでいただくスタイルで行っており、これまでで多く選ばれているトップ3は、掃除機、ドライヤー、電子レンジです。 

応急住宅入居すぐのアンケートでは、「応急住宅を出なければいけない2年後が心配です。」といった不安の声が多く見られましたが、電化製品提供後のアンケートや聞き取り調査では、「今回の地震で家と共に電化製品も失ってしまったため、このような支援は助かります。」といった感謝の言葉が寄せられています。 

今後も引きつづきお届けを続けてまいります。 


提供する電化製品1
提供する電化製品2

生活を支える電化製品の提供支援

GNJPでは電化製品提供後のアンケートに同封する形で、「えいえいななおー!」と描かれたシールをお配りしています。

このシールは提供した電化製品に貼ってもらえるようにと、スタッフから七尾市にお住いのデザイナーさんに相談し、制作が実現しました。被災した七尾市の皆さんが少しでも明るい気持ちになれるようにと、デザイナーさんが次のような想いを込めてデザインしてくださったものです。


北陸の空には、よく虹がかかります。 

先が見えない日々がまだまだ続きますが、虹をみたような気持ちや空を見上げるような気持ちを思い出して、自分や周りを応援し、みんなで少しずつ元気を出し合っていきたいという思いで作りました。 

(デザイナーさんより) 


同じデザインで2色をお配りしています。虹を表現したカラフルバージョンは「ええねぇ、かわいい!」と好評で、白黒色の家電にも馴染むモノクロバージョンは「家電に馴染んでかっこええわ」と、多くの方に喜ばれています。 


完成した「えいえいななおー!」シール
シールを配布している様子

分かりやすくスピーディな支援を

今回の電化製品提供支援では、過去の災害支援のさまざまな教訓を生かし、ハガキ(手書き)だけでなくWEBフォームでも申込みができるようにしました。また、家電量販店の方々と相談を重ね、応募フローの改善を行い、少しでも早くお届けできるよう工夫しています。

お渡しする案内資料や説明会での説明がわかりにくいと、混乱が生じ、お届けの遅れにもつながってしまうためご案内の方法や表現にも工夫を凝らしています。また、急速なデジタル化が進む今、様々なシステムやITソリューションの活用についても企業のお力もお借りしながら、より分かりやすく、よりスピーディな支援の在り方を模索しています。

担当スタッフより

本支援にお力添えくださっている皆さまには、心より感謝申し上げます。いつも本当にありがとうございます。 

GNJPはこの電化製品提供支援を通して、「緑のジャンパーのひと」「電化製品のひとたち」として認識いただけるようになり、七尾市内の住民の皆さんともお話しする機会が増えてきました。同時に、電化製品申込に係るやり取り等から、応急住宅居住時の心配(ご近所付き合い、騒音問題等)や高齢者の応急住居退去後の生活不安の声を直接お聞きすることも増えてきました。 

そうした中で、電化製品をはじめとした“モノ”が揃ったあとの応急住宅内での見回りやコミュニティづくりなど、人と人のつながりを維持する仕組みの必要性も感じています。 


説明会の様子
アンケート回収ボックスの写真

私たちにできることは限られますが、電化製品をお渡しするだけでなく、少しでも生活の不安や困難を軽減できるよう、周囲の皆さまと協力しながら「えいえいななおー!」の気持ちを持って、活動してまいります。 

どうか、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。 


募金にご協力お願いします

※グッドネーバーズ・ジャパンは「認定NPO法人」です。ご寄付は寄付金控除の対象となります。

▼ クレジットカードで寄付

▼ 郵便払込で寄付

最寄りの郵便局で、窓口にある「払込取扱票」または 「郵便振替払込請求書兼受領証」に必要事項をご記入の上、お振込ください。 ご記入いただく事項は、下記の通りです。

口座番号 00900-9-78879
加入者名 NPO法人グッドネーバーズジャパン
金額 ご寄付いただきます金額をご記入ください
通信欄 「能登半島地震」とご記入ください。 領収書が不要でしたらその旨をご記入ください
ご依頼人・払込人住所氏名 必ずお名前、電話番号、郵便番号、住所をご記入ください

▼ 銀行振込で寄付

銀行でのお振込みの場合は、以下の口座にお振込みください。

※ 銀行振込みによるご寄付の場合、住所が特定できないため領収書をお送りすることができません。この場合は寄付金控除の対象外となりますので、何卒ご容赦ください。 ご希望の際は、郵便払込をご利用ください。

銀行名 三菱UFJ銀行 本郷支店
口座番号 普通 1155337
口座名義トクヒ)グツドネーバーズジヤパン
振込依頼人名 振込依頼人名に続けて「ノトハントウジシン」とご入力ください
例)ヤマダ ハナコ ノトハントウジシン

皆さまのご支援ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

活動報告

【令和6年能登半島支援】子どもたちの学習支援と創作活動のワークショップ「わじまグッド輪(サークル)」をご紹介します
【令和6年能登半島支援】子どもの学習支援および心理社会的支援を行っています
【令和6年能登半島地震】心理社会的支援 (PSS)専門家による研修を受けました 
【令和6年能登半島地震】スナック菓子が避難所で好評
【令和6年能登半島地震】仮設住宅などへの電化製品提供の支援や小学生を対象とした学習支援および心のケア支援を行います
【令和6年能登半島地震】冬用の帽子や手袋を提供しました
【令和6年能登半島地震】2月5日と7日に輪島市の避難所で物資支援と炊き出しを行いました
【令和6年能登半島地震】2月3日と5日に輪島市の避難所で炊き出しを行いました
【令和6年能登半島地震】避難所となっている輪島市の公民館で炊き出し行いました
【令和6年能登半島地震】引き続き各避難所の要望に沿った物資支援を行っています
【令和6年能登半島地震】避難所での物資配布と炊き出しを継続して行っています
【令和6年能登半島地震】JAのと おおぞら天翔河原田にて炊き出しと衣料品等の物資提供をしました
【令和6年能登半島地震】避難所にて炊き出しと衣料品等の物資提供をしました
【令和6年能登半島地震】輪島市の避難所にて8日に夕食の炊き出しを行いました
【令和6年能登半島地震】大きな被害を受けた輪島市にて水・食料の配布を行っています
【令和6年能登半島地震】大きな被害を受けた輪島市にて炊き出しを行います
【令和6年能登半島地震】スタッフ2名が被災地に入りました
【令和6年能登半島地震】緊急支援募金を開始しました
【令和6年能登半島地震】石川県能登地方を震源とする地震の緊急支援対応について

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