世界中の子ども達に笑顔を。途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン

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2024.05.09 活動報告

【令和6年能登半島支援】子どもの学習支援および心理社会的支援を行っています

2024年1月1日に石川県の能登地方で発生した地震を受け、グッドネーバーズ・ジャパン（GNJP）は被害を受けた石川県輪島市および七尾市にて緊急支援活動を実施しています。

2024年3月からは石川県輪島市にて小学生を対象とした学習支援及び心理社会的支援（Psychosocial Support, 以下PSS）※ を開始しました。

※本事業は、ジャパン・プラットフォームの助成を受け、認定NPO法人「地球のステージ」のスーパーバイズのもと実施しています。

輪島市街地では、小中学校のほとんどが避難所として利用されていたこともあり、児童・生徒の学習環境に大きな影響が出ています。
GNJPは、学校の授業の補助という位置づけで学習支援事業を実施。同事業は子どもたちの学力の維持・向上を支えると共に、子どもの預かり及び居場所提供の機能を果たしています。

子どもたちは新学期が始まり、さっそく宿題が出されているようです。

宿題をもってくる子も終わらせてくる子もいるので、初めの時間は「わじまっ子タイム」と名付け、宿題や読書など静かに座ってできることを自分で選択する時間にしています。

小学1年生から6年生まで、一緒に本を読んだり宿題を教えあったりする姿が見られました。

震災によって前の生活とは違う環境で生活することを余儀なくされた地元の子どもたちの心の健康を守ることを目的として、心理社会的支援（PSS）に取り組んでいます。震災のトラウマ体験と向き合い、感情や記憶を整理し、自分のストーリーを作って表現することでPTSD（心的外傷後ストレス障害）の発症を予防します。

子どもたちと接していると、地震発生当時のことが何気なく会話に出てくることがあります。

そのときに、ただ会話の一部として聞き流すのではなく、興味を持って聞き返してあげることで、子どもたちは「地震のことを話すことは悪いことではないんだ」と分かり、自分の中だけで感じていた恐怖やトラウマを他の人に伝えることができます。

GNJPのワークショップは第一段階として、写真言語法という手法をとっています。
何枚かの写真を用意して、それをもとに自分の感情を他人に伝えていくという手法で、子どもたちが地震発生当時や避難生活の不安に向き合えるようサポートします。

30枚の写真の中から自分の好きな写真を一つ選び、なぜそれを選んだのか順番に発表していきます。かわいい動物の写真を選ぶ子もいれば、お祭りの写真を選んで地元のお祭りについて教えてくれる子もいます。中には炊き出しの様子などの避難生活にまつわる写真も含まれています。

PSSの前提条件として、「安心安全な場所をつくる」ことが非常に重要になってくるため、子どもたちにとって安心して過ごせる場所を目指し、事業を進めています。

グッドネーバーズ・ジャパンは今後も、石川県や輪島市、七尾市、社会福祉協議会、教育委員会など関係する各組織や団体と連携し、現地のニーズに合った支援を進めてまいります。

※グッドネーバーズ・ジャパンは「認定NPO法人」です。ご寄付は寄付金控除の対象となります。

最寄りの郵便局で、窓口にある「払込取扱票」または「郵便振替払込請求書兼受領証」に必要事項をご記入の上、お振込ください。ご記入いただく事項は、下記の通りです。

口座番号	00900-9-78879
加入者名	NPO法人グッドネーバーズジャパン
金額	ご寄付いただきます金額をご記入ください
通信欄	「能登半島地震」とご記入ください。領収書が不要でしたらその旨をご記入ください
ご依頼人・払込人住所氏名	必ずお名前、電話番号、郵便番号、住所をご記入ください

銀行でのお振込みの場合は、以下の口座にお振込みください。

※ 銀行振込みによるご寄付の場合、住所が特定できないため領収書をお送りすることができません。この場合は寄付金控除の対象外となりますので、何卒ご容赦ください。ご希望の際は、郵便払込をご利用ください。

銀行名	三菱UFJ銀行本郷支店
口座番号	普通　1155337
口座名義	トクヒ）グツドネーバーズジヤパン
振込依頼人名	振込依頼人名に続けて「ノトハントウジシン」とご入力ください例)ヤマダ　ハナコ　ノトハントウジシン