アフリカに100校目の学校が開校 ホープスクールプロジェクト
チャドのヨナスクールから始まった、アフリカのホープスクールプロジェクト。
目標としていた100校目のホープスクールが、2017年3月1日タンザニアのザンジバルに開校しました。
ホープスクールプロジェクトとは?
このプロジェクトは「アフリカの子ども達が学校に通い、夢を追い続けられるようになってほしい」という思いから始められたものです。
2009年にグッドネーバーズの広報大使に就任した故パク・ヨンハさんが、チャド共和国でのボランティアの体験をきっかけに、チャドでの学校建設を呼びかけました。そして韓国や日本から寄付が集まり、2010年に「ヨナスクール」が開校し、これが最初のホープスクールとなりました。
そこからこのホープスクールプロジェクトは活動をアフリカの他の国にも広げ、グッドネーバーズのほか、5つのNGOが韓国のテレビ局SBSと協力してプロジェクトを進めています。
プロジェクトがスタートして約5年。100校のうちグッドネーバーズがSBSと共に建てた学校は、10カ国で46校にもなります。
異なる制度や環境をもつアフリカで学校建設を進めるにあたり施工管理、資材の調達、地域住民や自治体との連携など、これまで数多くの課題に直面しましたが、このプロジェクトを通して、アフリカの各地に希望の種をまくことができました。
以前は地面に座って授業を受けたり、学校の屋根が飛ばされて木の下で先生の話を聞いたりしていました。
ホープスクールでは、きれいな教室で机、いすを使って授業を受け、夢を追い続けることができます。
Glad Mwakatobe(12歳) タンザニアホープスクールの生徒
100校目の開校により、ホープスクールプロジェクトは終わりを迎えますが本当の支援はここから始まります。
グッドネーバーズはこれからも子ども達が夢を持ち続けられるように、子ども達とその地域の支援を続けてまいります。