チャド 教師ミーティングを開催~より良い教育を目指して~
グッドネーバーズ・チャドは、6月25日にンジャメナにある図書館で、グッドネーバーズがチャドに建設した学校の教員を集めたミーティングを行い、チャドの教育概要について説明し、教育の重要性と地域開発の強化を訴えました。
ミーティングには、ヨナスクール、リアンドチャド・スクール、クンダルホープスクールの3校から45人の教員が参加しました。
途上国では、教科書や学校等の物質的な面だけでなく、教員養成といった子ども達と直接向き合う教員の質の向上も課題となっています。教員がきちんとした教育を受けることや、こうしたミーティングで、自分達が目指す教育について理解を深めることは、教育の質の向上にもつながります。
教員ミーティングの中で行われたディスカッションでは、教師達は小さなグループを作り、「子どもに対する学校や教師の役割」についてやより良い教育について考えを共有しました。 教員の一人は、「学校は、子ども達が健全な市民になるように導く場所です。教師達は正しい教育法と態度で子ども達に向き合うべきです。」と発言していました。
グッドネーバーズ・チャドは、今後も様々なプログラムを通して、より良い教育を提供するために、教員養成や、安定した教育システムに根付いた地域の発展に尽力していきます。
ホープスクール(希望学校)プロジェクトについて
今回のミーティングに参加した、ヨナスクール、リアンドチャド・スクール、クンダルホープスクールは、グッドネーバーズのホープスクールプロジェクトにより建設された学校です。
ホープスクール(希望学校)プロジェクトとは
2010年に韓国人俳優の故パク・ヨンハさんがチャドのファシャアテレに建設した「ヨナスクール」がきっかけで始まった、学校建設プロジェクトです。イ・スンチョルさんが建てた二つ目のホープスクール「リアンドチャド(Lee&Chad)スクール」をはじめ、アフリカ各国に広がりを見せています。
ホープスクールでは、子どもの教育に必要な教室、校庭、トイレ、井戸などの基本的な設備はもちろんですが、ヘルスセンターも各地に併設し運営しています。ヘルスセンターは子どもだけでなく住民も利用できるようになっており、学校を中心とする地域全体の健康をサポートしています。
※支援国から、チャドをお選びください