バングラデシュ モンジュさん 希望をくれた友、グッドネーバーズ
貧しかった幼少期
現在グッドネーバーズのスタッフとして活躍するモンジュさんは、子どもの頃、グッドネーバーズ・バングラデシュの支援を受けていました。モンジュさんの家は貧しくて学校に通えなかったのですが、グッドネーバーズの子どもスポンサーによって学費等の支援を受け、学校に通えるようになったのです。そして彼は懸命に勉強して奨学金を得て、高校も大学も優秀な成績で卒業しました。
高校入学、そして転機
高校に上がると、彼とグッドネーバーズの関係はぐっと深まります。グッドネーバーズでボランティアをし、他人を助け、希望を与えることの素晴らしさに気づいたのです。
この経験が彼の人生におけるターニング・ポイントとなり、その後グッドネーバーズ・バングラデシュのスタッフとして働くことになりました。
モンジュさんの仕事
スタッフとなったモンジュさんは現在支援者サービス部で働いており、子どもがそのサポーターからしっかりと支援を受け、よりよい人生を送ることの手助けをする、いわばバングラデシュの子どもと世界中の子どもスポンサーの橋渡しをしています。
今日も彼は、支援を受けている子どものいる三世帯を訪ね、子どもがしっかりと学校に行っているのか、最近の生活はどうかなど、インタビューを行いました。
まだ貧困によって学校に行けない子どもはたくさんいます。「貧困で学校に行けないつらさを誰よりもわかっているからこそ、強く責任を感じている」と彼は話しました。
「子ども達に幸せを届けたい」
「子ども達がサポーターの方に感謝しているのを見ると嬉しくなるんです」。彼はかつて「貧しくて学校に行けない子ども」の一人だったからこそ、その気持ちがよくわかるのでしょう。
感謝こそ、原点
「グッドネーバーズを知って以来、ずっと夢がありました。今の僕があるのは、グッドネーバーズのおかげです。助けを求めているバングラデシュの子ども達に、幸せを分けてあげたいです。サポーターの方々の愛を子ども達に届けたい」。
彼はこうも言いました。「僕を支援してくれたサポーターの人にもう一度会って、感謝の気持ちを伝えたい」。感謝こそが、彼の活動の原点なのです。
※グッドネーバーズ・バングラデシュは1996年に設立され、世界35か国の活動地域の中でも最も規模の大きい支部の一つです。
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