防災訓練で子ども達を守ろう!
グッドネーバーズ・フィリピンで防災訓練を実施
もし地震が起きたら、子ども達はどうなってしまうでしょうか。
災害が起きたら、子ども達は大人より大きなリスクや危険にさらされることになります。体が小さくて足が遅いだけでなく、安全な場所に移動したり救助を求めるための判断ができないため、怪我をしたり、救助が届かなかったりするリスクがあります。家族を失い孤児になってしまうとその後の人生に大きな影響が及びます。
グッドネーバーズは子ども達の命や安全を脅かす災害から身を守るため、子ども達への防災対策が必要と考えました。
そのためグッドネーバーズは、リザール(Rizal)地域のサン・イシドロ(San Isidro), サウス・ヴィル教育センター(South Vill Education Centers)の224人の子ども達とともに、2015年7月30日と31日に“MMShake Drill”に参加しました。
“MMShake Drill”はマニラ地下鉄公社が主催し、首都マニラ地域全地下鉄駅舎で行われるフィリピン最大規模の地震防災訓練です。
地震防災訓練への参加は、地震が発生した際に子ども達自身が適切な行動をとることに役立ちます。
子ども達は先生の指示に従って、机の中にもぐるなど自分を守る方法を練習します。
子ども達は安全確保のため、地震発生後45秒間の対処行動、「ドリップ(姿勢を低く)・カバー(頭を守る)・ホールド(揺れが収まるまでじっとする)」を教えられます。この練習により、地震発生時に、近くのビルや他の安全な建物に避難するという行動ができるようになります。
グッドネーバーズは、今後も予期せぬ災害から子ども達を守るためこのような取り組みを続けてまいります。
※プロジェクトから、緊急支援の備えをお選びください