【エチオピア 命をつなぐ支援】ひとつのパンを3~4人で分け合うことも
エチオピアでは、2020年より紛争が激化し全土にわたり多くの民間人が殺害され、病院や学校などの公共施設も破壊や略奪により深刻な被害を受けました。
さらに今、40年に一度といわれる干ばつにより現地の生活は厳しくなっています。このような紛争や干ばつが原因で、エチオピア国内で避難生活を送っている人々は460万人にものぼるといわれており、2千万人以上が食糧支援を必要としている状況が続いています。
2022年に実施した食糧と医療の支援
グッドネーバーズ・ジャパンは、2022年にエチオピア国アムハラ州で食糧と医療の支援を行ないました。2022年4月から9月にかけて実施したこの事業では、南ウォロ県の二つの避難所で合計860世帯を対象に食糧を配付し、妊産婦や授乳中の女性及び5歳以下の子ども合計630人に栄養補助食品を配付したほか、地域の医療施設への医薬品や医療機器などの提供も行いました。
避難所の状況
事業の終了から4カ月、グッドネーバーズ・ジャパンのスタッフが避難所を訪れ、避難民の方に話を聞きました。この避難所では、グッドネーバーズ・ジャパンの事業が終了した後、食糧をはじめとするさまざまな支援が届いておらず、人々は空腹と戦いながら生活しています。山岳部に位置するこの避難所では肌寒い日々が続いていますが、清潔で温かい衣類やマットレスなども不十分です。多くの避難民が小さなスペースを共有しており、劣悪な衛生状態で生活しています。
訪問の様子を動画でご覧ください。
避難民リーダーのコメントより
2022年は大変な年でしたが、グッドネーバーズ・ジャパンの食糧のおかげで何とか生き延びられました。近隣の住民の方も貧しいながら私たちに食糧を分けてくれますが、やはり足りません。
一日に1食しか食べられない日もあります。その1食ですら、一つのパンを3,4人で分け合うこともあります。この状況が続けば多くの人が亡くなってしまいます。
エチオピアでは、いまだ紛争が続いているため、このような過酷な避難生活はいつまで続くかわかりません。このような境遇にいる人々は、エチオピア内で460万人以上いると言われています(OCHA, 2023)。
グッドネーバーズ・ジャパンも再びこの避難所に支援を届けたいと考えていますが、まだ資金が不足しています。どうか募金にご協力を、お願い申し上げます。
活動報告
【エチオピア 命をつなぐ支援】紛争や干ばつに苦しむ人たちの命をつなぐ支援を行っています
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