グッドごはん活動報告 2022年12月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2022年12月の配付報告
配付日・場所 | 28箇所32回(東京16箇所19回、大阪12箇所13回) |
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配付世帯数 | 1,821世帯(東京1,002世帯、大阪819世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
3,161人(東京1,687人、大阪1,474人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 35,487世帯 |
利用者からの声
12月も、安全に食品をお渡しできるよう感染対策を講じながら、対面で配付を行いました。個人の方や企業の方からいただいた食品寄付を多くのひとり親家庭の方にお渡しすることができました。利用者の方から、今月もたくさんのコメントが届いています。
・「いつもありがとうございます。物価が値上がりする中、食料の支援、大変助かっております。スタッフの方々、寄付をしてくださる方々、本当に感謝いたします。」
・「先月の12月にはじめて支援を受けさせていただきました。病気持ちの為、姉が代理で行ってくれました。沢山の食材、ありがとうございました。クリスマスのお菓子も凄く喜んでいました。お米も美味しくいただきました。本当にありがとうございました。」
・「毎月配布日を子供たちがとても楽しみにしております。私も子供たちの笑顔が見られるので、本当に感謝しております。」
・「グッドごはんを知ってから食料品を支援していただけて大変助かっています。特にお米はほぼ毎日食べるものなので助かります。これからも利用させてください。」
・「いつもありがとうございます。寒いときも、暑いときも、丁寧に配布をしてくださり感謝しております。また、子どもがいつも嬉しそうな顔をしながら、いただいた食材を棚にしまう手伝いをしてくれることは、私の楽しみになってきました。」
・「12月、ありがとうございましたm(_ _)m かわいいサンタさんのチョコレートにも、とても癒やされました。グッドごはんのおかげで楽しいクリスマスイブを過ごすことができました。グッドごはんへ行くというイベントがあるだけで子供たちもとても楽しそうです。本当にありがとうございます!色々な方たちに感謝を感じ、年末も過ごしました。本当に優しい方たちがいるのだなと。ありがとうございました。」
・「たくさんのご支援ありがとうございます。コロナや物価高により今までで1番生活が厳しい状態ですが、温かいご支援に本当に助けられており、がんばる力をもらっています。ありがとうございます。」
・「食は毎日の事なので、その面で支援をいただけることがとても有り難く感じております。子どもも成長とともにたくさん食べるようになってきているし、ひとり親世帯であるがゆえ、色々なことを少しずつ我慢していると思うと、せめて食だけでも満足させてあげられることで、自分も満たされる思いです。もっと困っている世帯の方もいらっしゃるのではとは思いながらも、今しばらくの間は支援していただけることに感謝しながら生活させていただきます。」
・「いつも暖かいご支援ありがとうございます。子供にも大きくなったら困っている人を助けられるような人に育ってほしいなと願っています。」
担当者より
12月はクリスマス、冬休みなど、イベントがあったり、子どもが家にいる時間が多く、普段よりも食費等が多くかかってしまう等のお声をいただきました。そのような中、手書きのメッセージ付きの食品や、日用品など多くのご支援をいただき、利用者の方へお渡しすることができました。
利用者の方からも「普段お菓子は買わないので良い年末年始を迎える事ができました。ありがとうございました。」「去年の12月に初めて支援をいただきましたが、想像以上の量や質に子供はもちろんですが、近所に住む両親も驚いていました。」等のお声をいただきました。
皆様のご支援のおかげで利用者の方へ毎月配付することができています。これからも引き続きグッドごはんへのご協力のほどよろしくお願いいたします。
(衛藤)