グッドごはん活動報告 2021年4月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2021年4月の配付報告
配付期間 | 4月中旬~下旬 |
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配付世帯数 | 1,194世帯(東京707世帯、大阪487世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
2,160人(東京1,206人、大阪954人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 10,165世帯 |
※READYFORより「新型コロナウイルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金」の助成を受けて実施しております。
利用者からの声
食品を受け取った利用者の方々からは、写真や絵、メッセージと様々な形で感謝の気持ちやお子さんの様子が届いています。
・「コロナのワクチン接種が始まりましたが、収入は安定せず子どもの学校関係での支出が多い為、毎月の食品提供には本当に助かっています。ご提供にあたりご寄付頂いてる企業様・梱包をして頂いてるスタッフの皆様本当にありがとうございます。子どもが大きくなった暁には恩返しが出来ればとおもっています。」
・「お米や飲物,お菓子どれも必要ですぐ食べられる品々に感謝します。そして助かります。厳しい状況ではありますが、なんとか前を向いて子ども達を社会へ送り出せるよう頑張ります。 3人の母」
担当者より
近頃、コロナ禍前と比べると、遠方からの問い合わせやDV被害者の方からの緊急性の高い問い合わせが圧倒的に増えたように感じます。
グッドネーバーズ・ジャパンでは、都度対応しておりますが、その度に精神的に追い込まれている方が増えている事を痛感し胸が痛みます。
皆様からの温かいご支援は、このような命にも関わる緊急の食の支援にも役立っています。
心より感謝申し上げます。
(間宮)