【モザンビーク サイクロン】NGO連携無償資金協力贈与契約を締結
モザンビークでは、2019年3月および4月に発生したサイクロンの影響を受け、多くの被災者が住む場所を失い、設置された再定住地へ移住しました。
しかしそれらの地区では公共サービスが完備されておらず、特に保健医療の施設や人材不足により、急性栄養失調およびコレラやマラリアといった感染症が蔓延する状況となっています。
そこでグッドネーバーズ・ジャパンは、ソファラ州ニャマタンダ郡のデンジャ(Ndedja)再定住地 、7アブリル・クラ再定住地およびその周辺地区において、ヘルスセンターの建設および無償のコミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHW)の育成を通し、住民の保健医療サービスへのアクセスの改善を目指します。
この事業開始に伴い、2021年3月3日、在モザンビーク日本大使館において、木村元特命全権大使とグッドネーバーズ・ジャパンの金光 (代理人)が署名を行い、贈与契約を締結しました。
在モザンビーク日本大使館HPのプレスリリースはこちら(ポルトガル語)
・事業名:ソファラ州ニャマタンダ郡の再定住地におけるヘルスセンターの建設および無償のコミュニティ・ヘルス・ワーカー(CHW)の育成
・事業期間:2021年3月31日~2022年3月30日(1年間)
・供与額:USD 579,441
サイクロンにより住む場所を奪われた人たちへ、再び安心して暮らせるあらたな「ふるさと」を提供できるよう、支援してまいります。