【バングラデシュ サイクロン】食糧配付支援が完了しました
昨年5月20日に大型サイクロン・アンファンがバングラデシュ南西部に襲来し、特に沿岸部に甚大な被害をもたらしました。
グッドネーバーズ・ジャパンは、被害が最も深刻な地域の一つであるパトゥアカリ県カラパラ郡に所在する5つのユニオン(ミザガンジ、バリアトリ、ダルブガンジ、チャカモヤ、ラルア)において、最もニーズが大きい食糧配付支援に加え、被災者が安全に生活できるよう家屋修繕支援を実施してきました。
※ユニオン:バングラデシュにおける行政の最小単位。複数の村から成る。
1月6日から31日、2月13日に本事業対象地(上記5ユニオン)において食糧配付支援を実施し、7,060世帯に主食である米やイモに加え、豆類、調理する際に必要な食用油と塩を配付しました。
※当事業はジャパン・プラットフォームの助成により実施されています。
本事業で食糧配付支援を受けた被災者のRazia BegumさんとJakir Morolさんに、被災当時の様子や支援活動についてお話を伺いました。
Razia Begumさんの声
私は5人家族で、夫と私、3人の娘がいます。サイクロン・アンファンにより、作物や水田など多くのものが被害を受け、私の家も破壊されました。この大変な時に私達のそばに寄り添い、支援をしてくれたグッドネーバーズにはとても感謝しています。
Jakir Hossain Morolさんの声
私は4人家族で、妻と私、2人の息子がいます。作物や果樹園、水田、私の家もサイクロン・アンファンの被害を受けました。 この大変な時期にグッドネーバーズの支援によりたくさんの恩恵を受けました。このような支援を可能にしてくれた資金提供者にとても感謝しています。そして、こうした悲惨な状況が少しでも解消されることを願っています。
今回の食糧配付支援が、被災者の暮らしを守り、日常を取り戻す一助となれば幸いです。