smiloop二期生がグッドネーバーズ・韓国で研修
グッドネーバーズ・ジャパンのユースグループsmiloop(スマイループ)は、大学生を中心に昨年から活動をスタートさせ、イベントやスタディーツアーを実施してきました。今後の活動をより充実させるため、今年はグッドネーバーズについての知識を深め、広報やファンドレイジングのノウハウを学ぶスタディーツアーを企画しました。 研修を終えたメンバーから報告が届いたのでご紹介します。
グッドネーバーズ・スタディーツアー報告書
smiloop(高林未稀・本間みなみ・岡本瑛祐・李一雨)
smiloopメンバーの高林未稀、本間みなみ、岡本瑛祐、李一雨の4名は10月16日から20日まで、国際本部がある韓国・ソウルに滞在し、三日間をグッドネーバーズのスタッフや現地のユースグループと共に過ごしました。
一日目の活動
一日目(10月17日)は国際本部にて、アメリカ・日本との連絡窓口を担うグローバルパートナーシップセンター、広報事業部、ファンドレイジング事業部、海外事業部のスタッフから、それぞれの役割や仕事の内容、広報や資金調達のスキルについて話を聞きました。
二日目の活動
二日目(10月18日)は「飢餓撲滅デー」にちなみ、現地のスタッフとユースチームと共にフリーマーケットを行いました。この二日目の活動は、ユース同士のつながりを深める貴重な機会になりました。
韓国では、国内事業の一貫として、国内の子どもの権利のため、多岐にわたるプログラムを展開しており、本部とは別に国内11カ所に支部を置いています。 そのなかの一つであるドンジャック支部は、ソウルのドンジャック地区で、主に貧困層の子どもに心理的・経済的な支援を行っています。
今回はドンジャック支部のスタッフと、ユースグループのRubHeart(ラブハート)と共にソウルのホンデの公園で前日の10月17日の「飢餓撲滅デー」にちなんだ、フリーマーケットを行いました。 販売にあたっては、フリーマーケットに訪れた人々に、飢餓撲滅に関する啓発や賛同を呼びかけるため、飢餓撲滅のための署名または、グッドネーバーズの会員登録をその場ですると、商品を買うことができるようなしくみにしました。
今回の売り上げは、ドンジャック支部が実施している欠食児童の支援に使われます。
「アニョハセヨー グットネーバースムニダ!」(こんにちは、グッドネーバーズです!)
現地スタッフから聞いた覚えたての韓国語でお客さんに呼びかけました。最初は緊張していたメンバーも、ラブハートのメンバーからのフォローで、積極的に接客することができました。
あっという間に終了時間となり、最後には、初めて知り合ったメンバーと、言葉の壁もありながらも、同じ目的に向かって活動に励み、無事にイベントを成し遂げられた喜びを分かち合いました。
最終日の活動
最終日(10月20日)は国際本部にて、国内事業部のスタッフから話を聞き、最後に本部のスタッフとsmiloopのメンバーで、三日間の総括として学んだことを共有しました。
今回のスタディツアーでは、ユースグループの組織の運営やファンドレイジング方法について、多くの学びがあり、実りのある活動をすることができました。 三日間で学んだことを生かして、今後のsmiloopの活動に還元していきます。