バングラデシュ コンピューター研修センタープロジェクト
グッドネーバーズ・ジャパンはバングラデシュの4つの地域(ドハール・タクルガオン・モウリビバザール・フェニ)において、青少年を対象としたコンピューター研修センターを開設しました。 これにより、バングラデシュの農村部に暮らす多くの若者がグローバル社会と繋がり、彼らの将来の可能性が広がります。
このプロジェクトは、株式会社MIDAS IT様のご寄付により実現しました。今回の株式会社MIDAS IT様のご厚意に心よりお礼申し上げます。
農村地域の開発と若者の雇用拡大のために…
グローバル社会においてあらゆる分野の状況は急速に変化しています。バングラデシュも例外ではありません。種々のサービスはますますデジタル化の傾向が強まってきました。また、PCのスキルを持つ若者は、そうでない若者より仕事を得る機会に恵まれているといえます。
このような背景においてコンピューター研修コースは、重要かつ意義のあるものです。
この研修の対象者はグッドネーバーズ・バングラデシュの農村での活動を補佐してくれている大学生ボランティアです。
グッドネーバーズの事業は、ボランティアの協力なしでは広大な農村地域をカバーすることができません。
一方、学生達にとっても、グッドネーバーズのボランティアに参加することで、英語・リーダーシップ・PCスキル・職務経歴などが得られ、非常に高い失業率の中で就職率を高める事ができています。
このコンピューター研修は、大学生にグローバルな情報・コミュニケーションとPCスキルを提供するだけではなく、より多くの学生ボランティアを確保できるという側面もあるため、グッドネーバーズが貧困に苦しむ農村地域で行う地域開発の拡大にも繋がっています。
コンピュータ研修プログラムの目的
- コンピューター操作の基礎知識と技能を身につける。
- 一般的なソフトの機能を学ぶ(Word、PowerPoint、Excelなど)
- 開発途上国におけるデジタル格差の減少
- バングラデシュのITセクターでの若者の雇用拡大
- 政府の「デジタルバングラデシュ」計画のサポート
研修内容
2カ月間のコンピューター研修は、参加者が実用的なスキルを身につけられるよう作られています。
1.コンピューター概要
2・コンピューターの歴史
3.主要なプログラムWord、Excel、PowerPoint
4.タイピング
5.トラブルシューティング
ドハールの研修センター開所式の様子
ドハールでは2010年11月15日にコンピューター研修センターの開所式が執り行われました。この研修センターには、PC9台と、テーブル椅子、事務機器などが設置されました。
開所式には、政府関係者や著名な教育評論家、地元のリーダー達が多数参加しました。
参加した生徒たち。