ネパールはその美しい自然と多様な文化で知られる国ですが、その一方で、貧困や生活環境の未整備が子どもたちの健康を脅かしています。子どもたちの健康を守るため、GNJPはネパールで新たな事業を始めます。
子どもの栄養不良はネパールが抱える大きな課題の一つです。特に山岳地帯などの地方では、低身長や低体重の子どもが多く、健全な成長が脅かされています。十分な栄養を摂取することは、健康だけでなく教育や社会活動にも重要であり、栄養不足は、成長期の子どもの脳の発達や学習能力にも悪影響を及ぼしてしまいます。
また、ネパールでは、水衛生環境の未整備が人々の健康に深刻な被害を与えています。特に安全な水やトイレが十分に整えられていない環境では、野外排泄や安全性の低い水道水をそのまま口にしてしまうことも多く、子どもたちが慢性的な下痢症に苦しみ、時には命をも奪われるリスクもあります。
こうした現状を受け、GNJPは2024年5月より、ネパール国内でも特に基本的な生活水準が低い地域の一つであるスドゥルパッチム州ドティ郡にて、小中学校を対象にした子どもたちの栄養と衛生環境を改善する事業を開始します。具体的には、学校給食の調理施設の建設や学校菜園の整備を通じた栄養改善、栄養啓発イベント、衛生設備の建設、そして衛生啓発活動などを行う予定です。
GNJPはこれらの支援により、子どもたちが健康で尊厳ある生活を送り、成長していける環境が整備されることを目指しています。
皆さまの温かいご支援で、ネパールの子どもたちを支えてください。詳細は
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