2024年1月1日に石川県の能登地方で発生した地震による被害に対し、GNJPは緊急支援活動を展開しています。発災後5名のスタッフが被災地に入り、炊き出しや物資配布などの支援活動を開始。これまでに輪島市の避難所で10回の炊き出しを行い、避難者の方々へ温かい食事を提供してきました。また、ニーズの聞き取り調査を行い、水や衣料品等の必要な物資を提供しています。
被災地の状況は依然として厳しく、避難所でのニーズは刻一刻と変わるため、適切な活動を行うためには細やかなコミュニケーションが求められます。GNJPは、自治体や避難所の方々と連携し、被災者の方々に必要な支援を届けてまいります。
また、被災地の現状とニーズを踏まえ、GNJPは新たに2つの活動を開始します(ジャパン・プラットフォーム助成事業)。
1.仮設住宅などへの電化製品提供の支援(石川県七尾市)
七尾市では、多くの家が倒壊または大きな損傷を受け、約800世帯が仮設住宅などの応急住宅にて生活することが予想されています。しかし、応急住宅にはすぐに生活ができるような設備が整っていないことが多く、住民の方は生活基盤として家具や電化製品、他日用品を購入する必要があります。応急住宅に入居される被災者の方々の生活を支え、家計の負担を軽減するために電化製品提供の支援を行います。
2. 小学生を対象とした、心理社会的支援及び学習支援(石川県輪島市)
この度の震災により、多くの子どもが心に傷を負い、日常生活に戻ることができないまま大きな不安を抱えています。このような状況を受け、輪島市鳳至(ふげし)小学校エリア及び近隣の小学校エリアの小学生を対象として、心理社会的支援と学習支援に取り組みます。
引き続き、能登半島地震緊急募金を受け付けております。募金についての詳細は
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