Good Neighbors Japan
 
 
【エチオピア】「命をつなぐ支援」を開始しました
 
【エチオピア】「命をつなぐ支援」を開始しました
 
 
「自分の子どもに食べ物さえもあげられない」
エチオピアでは、2020年から激化した紛争により多くの避難民が発生し、病院や学校などの公共施設も破壊や略奪により甚大な被害を受けました。グッドネーバーズ・ジャパンは、紛争の最中にあった2021年4月から2023年5月にかけて、国内避難民や教育・医療機関などに対する緊急支援プロジェクトを実施しました。緊急支援募金にご支援くださったみなさまにスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

エチオピアに暮らす多くの人々は、各地で起こる紛争や開発の遅れなどにより、依然として厳しい生活を強いられています。そして、そのような苦境に追い打ちをかけるように、近年では過去40年で最悪といわれる極度の干ばつにより、深刻な食糧危機が発生しています。現地に駐在するグッドネーバーズ・ジャパンのスタッフは、活動のため訪れたある避難民キャンプで、「自分の子どもに食べ物さえもあげられないことが何よりも辛い」と涙する母親の姿を目の当たりにしました。この母親のように、エチオピアでは、食糧をはじめとする支援を必要としている人々が後を絶ちません。
しかし、今、支援の手が追いついていないのが現状です。建物に収まりきらないほどの人々が押し寄せたある避難民キャンプでは、建物に入れず屋外で寝ていた子ども二人が夜中にハイエナに襲われたという痛ましい事件もありました。

支援を必要とする人は数えきれないほどいるものの、私たちの資金は限られています。駐在スタッフは、「資金が足りなくて支援の対象を選ばなければならないことが最も辛い仕事」だと言います。少しでも多くの人を救うためには、みなさまからのご支援が必要です。
このような思いから、グッドネーバーズ・ジャパンは、【エチオピア 命をつなぐ支援】プロジェクトを新たに開始しました。
私たちはご寄付により、食糧配付、保健・教育等のインフラ修復、支援を必要とする個人へのサポートなどを実施し、エチオピアの人々の命と未来を守るため力を尽くしてまいります。どうか、ご支援・ご協力をお願いいたします。

より多くの命を救うため
どうか力を貸してください。
 
 
 
今、危機的な状況に置かれているエチオピアの人々
 
 
エチオピアで支援を必要としている人の数
 
 
物価高騰がひとり親家庭の家計をさらに圧迫
 
グッドごはん利用者の年収
国内のひとり親家庭を対象としたフードバンク事業「グッドごはん」では、毎月2,000世帯以上の家庭に食品を配付しています。
活動にあたりみなさまにはあたたかいご支援をいただき、深く感謝申し上げます。

グッドネーバーズ・ジャパンでは、グッドごはん利用者の方を対象とした生活実態調査を定期的に行っています。
2023年2月に行ったアンケート調査では、回答者のうち47%が世帯年収200万円未満で暮らしていることが明らかとなりました(世帯年収には各種手当・養育費・同居家族の収入も含まれます)。さらに、年収が100万円に満たない世帯もみられ、多くのひとり親家庭が厳しい経済状況で日々の生活を送っていることがうかがえます。
その上、昨今の物価上昇を受け、食費がひとり親家庭の家計を圧迫しています。実際に、利用者の方々から下記のような声が届いています。
「物価高騰で給与は上がらず、食費、光熱費がかかり、生活は大変」
「食費が以前よりかかるようになり、買いたくても買えない時がある」
「日用品や食費は我慢、光熱費も節約しているが苦しく、子供も私も体調を崩して休むことが多い」

グッドごはんの利用者数は増え続けており、さらなる支援が必要とされています。当団体は、年内に東京23区全てに拠点を設けることや新たな地域での活動開始などを目標に、グッドごはん事業の更なる拡充に尽力してまいります。
 
 
GNJPからのお知らせ
 
 
衛生用品を受け取った生徒たち
ネパールの小中学校で水衛生環境を改善
グッドネーバーズ・ジャパンでは、ネパールのムグ郡において、小中学校における水衛生環境を整備する事業を行っています(外務省「日本NGO連携無償資金協力」)。これまでに第1・2年次事業が完了しており、計21校における水衛生設備の整備や対象校生徒らの衛生意識促進など、着実に成果を挙げています。
今年3月下旬からは、最終年となる第3年次事業を開始しました。今年次は10校に水衛生設備(飲料水供給設備・男女別バリアフリートイレ・ゴミ処分設備)を整備するほか、対象全34校の生徒・教師、コミュニティ住民に対する、衛生啓発・月経対処能力向上などの支援を実施する計画です。
本事業を通じ、設備の維持管理や正しい衛生行動を継続する大切さへの理解が一層深まることで、本事業終了後も現地住民自身により適切な衛生環境が守られていくと期待されます。
建設されたCFSで勉強をする子どもたち
【インドネシア地震】緊急支援完了
2022年11月21日、インドネシアの西ジャワ州でマグニチュード5.6の地震が発生しました。この地震被害への対応として、グッドネーバーズ・ジャパンは、発災直後より緊急支援物資の配付などを実施しました。また、2023年1月~2月にかけ、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社様のご寄付により、被災した学校にチャイルドフレンドリースペース(Child Friendly Space、以下CFS)を建設しました。CFSは、被災した子どもたちの授業やレクリエーションを実施する場所として使用されます。CFSの建設のほか、手洗い場の設置、教育用具・本等の提供、子どもたちへの学用品の配付も行いました。
詳細はこちら
当事業の支援を受けた学校の教師から、感謝のメッセージが届いています。
「安全な学校を再建する資金が確保できなかったため、被災後はブルーシートを使った応急的な空間で子どもたちの授業を続けていました。そんな中、このような素晴らしい支援を受けることができ、本当に感謝しています。」

これまで本支援にご支援ご関心をお寄せいただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
 
 
 
グッドごはんのInstagramアカウントができました!
この度、グッドごはん専用のInstagramアカウントを開設しました。こちらのアカウントでは、食品配付の様子や拠点の紹介、スタッフ紹介など、グッドごはんの日々の活動について発信していく予定です。
また、グッドごはん利用者の方々から寄せられるメッセージも、こちらで紹介していきます。毎月、食品を受け取ったひとり親家庭の方々から喜びの声や子どもたちの描いたかわいらしい絵が届いています。
@gn_goodgohanを【フォロー】お願いいたします!
 
 
【グッドごはん】 「Amazon ほしい物リスト」から食品をご寄付いただけます
当団体は通販サイトのAmazonに、食品の「ほしい物リスト」を掲載しています。
「ほしい物リスト」からご購入いただいた食品は、当団体の食品倉庫に送られ、毎月の「グッドごはん」の食品配付を通して、支援を必要としているひとり親家庭へ届きます。
食品を寄付する方法の一つとして、Amazonほしい物リストからのご購入をぜひご検討ください。

「ほしい物リスト」首都圏用はこちら(ご購入した食品が首都圏へ送られます)
「ほしい物リスト」近畿圏用はこちら(ご購入した食品が近畿圏へ送られます)

ご購入方法の詳細は下記をご確認ください。
1.ご寄付いただける食品の個数を選び、カートに入れ【レジへ進む】へお進みください
2.お届け先住所の選択画面では、グッドネーバーズ・ジャパンの住所を選択してください(※誤ってご自宅等に送られた場合でも、当団体が送料を負担し送りなおしていただくことはできません)
3.お届け日時は「平日の午前中から18時」の間でご指定ください
 
 
【ウクライナ支援】クラウドファンディング終了のご報告
グッドネーバーズ・ジャパンは、ルーマニアに避難してきたウクライナの孤児院で暮らす子どもたちの食を支援するため、クラウドファンディングに挑戦しました。その結果、3,714,000円のご寄付を頂戴しました。ご支援をお寄せいただいたみなさまに、深く感謝申し上げます。
クラウドファンディングは終了しましたが、プロジェクトはいよいよこれからです。みなさまからのご寄付を大切に活用し、ウクライナの子どもたちにあたたかいご飯を届けてまいります。引き続き応援よろしくお願いいたします。

夏ごろには、現地提携団体Fight for Freedomとの活動報告会(オンライン)を計画しています。開催前には当団体のホームページなどでご案内させていただきますので、ぜひご参加ください。
 
 
支援を受けている子どものお手紙を紹介します!
 
イェルサレムちゃん
 
イェルサレムちゃん 住んでいる国:エチオピア 年齢:13歳
 
イェルサレムちゃんからの手紙
 
海外子どもスポンサーになってください
 
海外子どもスポンサーになってください
 
 
 
GNJPのスタッフより
 
 
こんばんは。スタッフの浅野です。
気づけば、2023年も前半が終わろうとしています。「えっ、早い!」と思われた方へ。私も同じです!いつからか、年々ものすごいスピードで時間が過ぎ去っていきます。
思えば子どもの頃は、1年が経つのをとても長く感じたものです。
子どもは初めての体験が多く、毎日たくさんの刺激を受けています。そのことが、大人に比べて時間を長く感じやすい理由のひとつだそうです。
グッドネーバーズ・ジャパンは、子どもたちが新しい学びや発見にわくわくできる環境で充実した時間を過ごせるよう、これからも活動に努めてまいります。今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
 
 
 
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