グッドネーバーズ・ジャパン（GNJP）の
活動をご支援いただきありがとうございます。

2019年も残りわずかとなりました。今年も多くの皆様より温かいご支援・ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

これからクリスマスにお正月と、子どもたちにとって楽しみな時期がやってきます。
しかし、この時期にも困っている子どもたちがいます。冬休み中は給食がないため、1日3度の食事をきちんととれないこともあるからです。今、日本ではひとり親家庭の子どもの2人に1人が貧困状態にあります。

グッドネーバーズ・ジャパンは、国内の子どもの貧困対策として行うひとり親家庭対象のフードバンク事業「グッドごはん」を通し、これまでのべ3,088世帯に食品を配付してきました。利用者の方にはお米、お菓子、レトルト食品、調味料などの配付によって食生活が改善されただけでなく、気持ちが前向きになったと喜んで頂けています。

『レギュラーコーヒーの粉をいただいた時、気持ちが豊かになった気がしました』

これは、「グッドごはん」を利用されている、あるお母さんの言葉です。
彼女が普段、どれほど大きなストレスを抱えて生活しているか、ご想像いただけるでしょうか。

グッドネーバーズ・ジャパンは今、年内に500世帯のひとり親家庭に食品を届けることができる100万円を目標として年末募金キャンペーンを行っています。こちら、現時点で目標まであと133,000円です。
ひとり親家庭の親子が、冬休み中も元気に過ごせるように、皆様のあたたかいご支援をお願い致します。

子どもたちが冬休みも
お腹いっぱい食べられるように。
どうか力を貸してください。

2019年は、非常に大きな台風の被害が相次ぎました。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

グッドネーバーズ・ジャパンは、台風19号による被害が甚大であることから被災者緊急支援募金を開始し、被害状況の調査を行いました。その後10月25日から長野市北部災害ボランティアセンターに、11月1日からいわき市災害ボランティアセンターに駐在スタッフを派遣し、被災者の方が一日も早く元の生活に戻れるよう、被災者宅への清掃ボランティア等の派遣業務をサポートしています。

また、11月から12月にかけて2回、一泊二日で災害ボランティアバスを運行し、いわき市内で被災家屋の清掃活動等を行いました。のべ73名のボランティアの皆さんと、台風により被害を受けた民家やお寺、神社の泥だし作業にはじまり、荷物の運び出し、清掃、ゴミの搬出などを行いました。

こちらは、ボランティアを依頼した方の声です。

「3.11の地震でも家の瓦が落ちたりあちこち破損してね、やっと落ち着いて5.6年たったら今度は台風の水害だわ。床上30センチまで水が来て、平屋なので家財道具はみんなダメになったけど、孫ちゃんの七五三の写真を捨てなければならなかったのが一番悲しかった。今日はボランティアさんがきれいに泥を出してくれて、床も乾いてこんなにきれいになって本当に嬉しい。やっとスタートラインに立てた気持ち」

グッドネーバーズ・ジャパンは、被災された方が少しでも早く元の生活を取り戻せるよう、今後もボランティアの方々とともにボランティアセンターの運営を支援してまいります。