Good Neighbors Japan
 
 
自習室で勉強する子どもたち
 
避難先や仮設住宅では勉強に集中できずに自習室へ通う中高生
 
 

グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)の
活動をご支援いただきありがとうございます。
昨年7月、西日本の広い範囲で大雨による被害が拡大し、グッドネーバーズ・ジャパンは愛媛県、岡山県、広島県において3つの緊急支援を実施しました。

1)災害ボランティアセンターの運営支援事業:
愛媛、岡山、広島で、被災された方が少しでも早く不便から解消され元の生活を取り戻せるよう、ボランティアを派遣する災害ボランティアセンターの運営を支援しました。(2018年7月〜10月)
2)ボランティア宿泊所の運営事業:
岡山県倉敷市で、災害ボランティア不足の解消とボランティアの負担軽減のため、ボランティアの方が無料で泊まれる宿泊所を運営しました。(2018年9月〜10月)
3)自習スペースの運営事業:
岡山県倉敷市で、避難所や仮設住宅などでは落ち着いて学習できないという生徒・受験生の要望を受け、毎日夜11時まで勉強できる自習室を運営しています。(2018年9月〜2019年3月)

2月中旬、自習スペースには、高校・大学受験を控えた子どもたちを中心に、毎日10〜20名の中高生が勉強しに来ていました。その様子は、このニュースレターの下記、「GNJPからのお知らせ」でご覧いただけます。
豪雨災害の被災地の子どもに快適な学習環境を提供し、受験やテストという彼らの「挑戦」を支えたこの自習スペースの運営は今月24日までです。
今月末をもって、グッドネーバーズ・ジャパンの西日本豪雨緊急支援は終了します。
これまでに本緊急支援募金にご支援くださった多くの皆様に感謝します。
3月末まで。
被災地の人々の「あたりまえの日常」のために

西日本豪雨緊急支援募金の最後のお願いです。どうか力を貸してください。
 
 
ホープスクールが子どもたちや地域にもたらした変化
 
ホープスクール事業の成果
 
アフリカにおける教育の状況を改善するために
教育環境の改善
ホープスクールでは、5年間で1教室あたりの平均生徒数が22%減少し、1つのトイレを共有する生徒の数が49%減少するなど、教育環境が改善されました。
また、高等学校への進学率は66%から80%に増加し、卒業率も73%から83%に増加しました。

同調査によると、ホープスクールの生徒は他の学校の生徒に比べて、学校生活以外の面においても意識が向上したことが分かりました。
生徒たちは、将来のキャリアについての意識が高まり、自分が社会の将来を担っているという責任感が強い傾向がありました。また、コミュニティとの繋がりや、家での生活など、日常生活への満足度も高いものとなっていました。

また、親の教育への関心もホープスクール事業を通して高くなっていることが分かりました。ホープスクールプロジェクトにより、子どもたちが質の高い教育を受けられるようになっただけでなく、生徒とその親が教育の重要性を認識し、生活の満足度を高めることに繋がったと考えられます。
今後も子どもたちが学校で質の良い教育を受けられるよう、見直しや改善を続けていきたいと思います。引き続き皆様のご協力をお願いします。
 
GNJPからのお知らせ
 
自習室の利用者インタビュー
この自習室はあなたにとってどんな場所?
このニュースレターの冒頭で紹介した、西日本豪雨の被災地域の中高生が夜11時まで勉強できる自習室。被災後の学習環境や、自習室について、利用者の子どもに聞きました。また、ボランティアで子どもたちに勉強を教えてくれたり、たこ焼きパーティもしてださった塾講師の先生にもお話を聞きました。
自習室担当スタッフより
自習室担当スタッフより
こんにちは。真備の自習スペース運営に携わっている遠藤です。
まだ10代の子どもたちにとって、崩壊したり空き家のようになってしまった多くの建物や、日が暮れると真っ暗になる見慣れない「いつも」とは違う風景を見ることは、どれだけのストレスや不安だっただろうと思います。
だからこそ、この自習スペースが「これまで通り」友だちと過ごす放課後や、勉強をするという彼らの日常を取り戻し守るための役に立てたらと考えています。
 
3/22は「世界水の日」
3月22日は「世界水の日」
グッドネーバーズが活動する国では、井戸や池へ1時間以上かけて水をくみに行かなければならない子どもがたくさんいますが、彼らが水を運ぶバケツが20Lだとすると、15往復分の水を私たちは1日に使っている計算です。
3月22日は国連が定めた「世界水の日」。きれいで安全な水を世界中の人々が使えるようになるにはどうしたらいいのか考えてみませんか。
 
 
 
年末募金のご報告
昨年11月から12月にかけて実施した年末募金キャンペーンでは、皆様のご協力により多くのご支援を頂くことができましたので、下記ページにてご報告いたします。グッドネーバーズ・ジャパンの全ての活動は、皆様のご協力により行えるものです。温かいお気持ちに改めて感謝申し上げます。
 
リサイフクへの多くのご参加に感謝
衣類などを寄付して国内でリユースし、世界の子ども達を支援する『リサイフク』は今月を持ちまして終了となります(新規お申込みは終了しました。お申込みをされた方は3/31(日)必着にて指定の住所までお送りください)。これまでにご参加いただきました、のべ1万7千人以上の個人・企業の皆様に、改めてお礼申し上げます。頂いた衣類は、換金され世界の子どもたちの給食・教育・安全な水・ワクチン等の支援となります。
 
 
 
スポンサー様からのお手紙を紹介します!
 
インドネシアのナシルくんと子どもスポンサー様
 
 (左)ナシルくんと子どもスポンサーの田中様(2010年)
(右)18歳になったナシルくん(2018年)

田中様は、2008年からナシルくんの子どもスポンサーをしています。支援を卒業することになった、18歳のナシルくんに宛てた最後のお手紙を紹介します。
 
スポンサーからの手紙
 
子どもスポンサーによる変化
 
子どもスポンサーになってください
 
 
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GNJPのスタッフより
 
 
こんにちは。スタッフの飯島です。先月の23日、グッドネーバーズ・ジャパンが2013年から行っている未就学児対象のおえかきコンテストの表彰式がありました。優秀賞を受賞した親子にインタビューをしたのですが、賞状やメダルが貰えることよりも、自分が描いた絵がアグネスちゃんに届くことを喜んでいた、とお母様が仰っていました(受賞作品はコンテストDVDに登場したウガンダの子どもに届けられます)。
私達がコンテストに込めた「子どもたちが世界に触れるきっかけをつくりたい」という思いが、きちんと届いていることを感じた、第六回目の表彰式でした。

表彰式の様子はこちら