ミレニアム開発目標賞(MDGs Award)を受賞
グッドネーバーズは、ミレニアム開発目標(MDGs)の第2目標である『普遍的初等教育の達成』に対する成果と功労を認められて、国連より2007年11月5日、ブラジル大統領宮でミレニアム開発目標賞(MDGs Award)を授与されました。
この賞は2000年189カ国の首脳が集まる国連総会で採択されたミレニアム開発目標(MDGs)に関連し、注目に値する成果を挙げた市民団体と公共機関に授与する賞として、2007年、最初の授賞式が行われました。
今回、NGO団体としてグッドネーバーズとアルゼンチンのFondation Hernendianが受賞となりました。
グッドネーバーズの李一夏会長はこの受賞に関し、「ミレニアム開発目標(MDGs)施行の中間地点となる意味ある2007年に、ミレニアム開発目標賞(MDGs Award)を受賞することになり光栄に思う。これを契機に児童の初等教育の拡大にさらに力を入れ、また地球環境問題に伴う災難の減少、環境保護のための活動にもさらに邁進し、国際NGOとしてより一層、活発な活動を広げていきたい」と所感を述べました。
ミレニアム開発目標(MDGs: Millennium Development Goals)とは
2000年9月ニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットにおいて、21世紀の国際社会の目標として国連ミレニアム宣言が採択されました。このミレニアム宣言は、平和と安全、開発と貧困、環境、人権とグッド・ガバナンス(良い統治)、アフリカの特別なニーズなどを課題として掲げ、21世紀の国連の役割に関する明確な方向性を提示したものでした。
また、このサミットでは、国連ミレニアム宣言と1990年代に開催された主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合し、一つの共通の枠組みとして、ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals : MDGs)がまとめられました。
【ミレニアム開発目標】
目標1: 極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2: 普遍的初等教育の達成
目標3: ジェンダーの平等の促進と女性の地位向上
目標4: 幼児死亡率の削減
目標5: 妊産婦の健康の改善
目標6: HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
目標7: 環境の持続可能性の確保
目標8: 開発のためのグローバルパートナーシップの推進