【2023/12/12】
ウクライナの厳しい冬に備え、グッドネーバーズ・ジャパンは戦争被害地域である東部ハルキウ州、南部ヘルソン州、ザポリッジャ州、ミコライウ州で越冬支援を開始しました。
これまでも電気供給がなく食糧が手に入らないこれらの地域で、提携団体Volunteering and Help Centerと共に、現金給付、食糧、Non-food items(NFIs)、医薬品の輸送・配付支援を行ってきました。しかし、今年の冬は昨年より寒さが厳しくなると予想されるため、越冬支援ボックス200箱(400人分)の配付を予定しています。このボックスには、防寒衣料、キャンドル、ライター、燃料が入っており、ウクライナの人々が安心して冬を越せるよう支援を行います。

戦闘地域だった町で越冬支援の物資を受け取った方々(へルソン州 2022年11月撮影)
【2023/10/18】
2023年6月からルーマニアに避難してきたウクライナの人々を対象に心理社会的支援(PSS)を行っています。この活動は、紛争で被害を受けた人々の心のケアを目的とし、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防を目指しています。PSSの専門家である桑山紀彦先生の指導を受け、ワークショップを通じて参加者の感情や記憶を整理し、自分のストーリーを作り出す支援を行っています。

ワークショップを視察するPSSの専門家 桑山先生(右から2番目)
【2023/8/14 更新】
第二回ウクライナ緊急支援報告会(オンライン)
2023年8月30日(水) 19:00~ Youtubeライブ配信によるオンライン報告会を開催します。
報告会では、グッドネーバーズが今までに行った支援についてのご報告に加え、現地パートナーである隣国ルーマニアの支援団体の方にお話を伺う予定です。
詳細はこちら
https://www.gnjp.org/reports/detail/20230726_ykit/

【2023/2/24】
ウクライナ危機の発生から、2月24日で1年を迎えますが、現在も状況の収束が見えず約500万人の子どもたちがウクライナ国内外で避難民となっています。
ルーマニア協力団体とともに、ルーマニアに避難してきたウクライナの孤児院の子どもたちが安心して暮らすことができるよう、子どもたちへ3食のあたたかい食事を支援する事業を実施します。
【2022/12/14】
厳しい冬を越すために毛布や防寒のための衣類等の配付を行っています。ロシア軍に占領され破壊されてしまった建物が多いエリアを中心に今回は、合計で5000人以上の人に届ける計画を立てています。

【2022/9/2 更新】
グッドネーバーズ・ジャパンの食糧・医療支援事業について、8月31日時点で目標を超える76.5トンの食糧配付を行い、医療施設への支援は完了し、各コミュニティへの医療セットは150セットのうち52セットの輸送が完了しました。

2022年3月2日~2022年8月2日の成果

病院へ医療用物資を搬入する様子(2022年6月30日、ウクライナ チェルノフツィ)
【2022/3/24 更新】
グッドネーバーズ・ジャパンは、3月23日に日本人スタッフを調査のためルーマニアへ派遣し、グッドネーバーズ・インターナショナルのスタッフと合流し、国外・および国内避難民のニーズ調査を行いました。3月12から14日の間には、ウクライナ側の国境の町Reniに2000世帯(約10,000人)分の食料を届けました。
【2022/3/3 更新】
2022年2月24日以降、ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナから隣国のポーランドなどに避難した人の数は87万人を超えました(UNHCR、2022年3月2日時点)。
今後、避難民がさらに増え、厳しい寒さの中で食糧や毛布などの緊急支援物資やさまざまな支援が必要となることが予想されることを受け、グッドネーバーズは第一弾として30万ドル規模の緊急支援を決定しました。

Ukraine: Humanitarian Impact Situation Report (2 March/OCHA)
まずは隣国ルーマニアにスタッフを派遣しニーズ調査や現地パートナー選定を開始します。 その後活動地域を選定し、子どもや女性を含む最も弱い立場にある人々を対象に、現地パートナーと連携し、食糧、日用品、その他の保護活動を行います。
これに伴い、グッドネーバーズ・ジャパンでも緊急支援募金を開始しました。