企業として社会貢献の形を検討されている皆様へ
御社の力を、子どもたちのために活かしてみませんか？
グッドネーバーズ・ジャパンは、企業の皆様と共に「子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会」を目指し、いま困難な状況にある子どもたちを支えます。
子どもたちがどのような教育を受け、どのような環境で成長するかで社会全体の未来が変わります。日本が、世界が抱える様々な社会課題に取り組み、子どもを取り巻く環境をより良いものにするためには、企業の力が欠かせません。
自社の強みや価値を引き出してCSR（社会貢献）活動やSDGs達成への貢献をしたいとお考えの皆様、ぜひお問い合わせください。
※＜お問合せ種別＞で「ご寄付について」をお選びください。さらにご寄付の種類の選択肢が表示されますので、一番近いものをご選択の上、＜お問い合わせ内容＞欄に詳細をご記入ください
グッドネーバーズは、国内外で子どもの貧困問題に取り組んでいます
日本国内
「子どもが『おなかすいた』と言っているのに、食べさせてあげられない」
困窮する日本のひとり親家庭から寄せられた、悲痛な声です。
「子供たちは給食と夜ごはんのみ。親の私は1日1食、食べない日もあります」
「給食のない長期休みは子どもの体重が減ってしまい、とても不安になります」
「野菜や果物やお魚などを食べさせてたいのですが、高いので買えません」
今、日本の子どもの9人に1人は相対的貧困と言われ、衣食住・教育等において標準的な生活を送れないほど低い所得で暮らしています。とりわけ、ひとり親家庭はおよそ半数が相対的貧困状態と深刻な状況にあります。
グッドネーバーズ・ジャパンがひとり親家庭を対象に実施したアンケート調査では、約40％が過去一年間で食料を買えなかった経験が「よくあった」もしくは「ときどきあった」と答えました。また、親と子の食事回数を調査したところ、半数以上の親が自分自身は1日2食以下と答え、自分の食事を削って子どもの食生活を必死で守る親の姿が浮き彫りになりました。しかし、それでも食費を賄えず、子どもの食事すら制限されるケースも少なくありません。特に学校給食のない休日は、全体の4割近くが子ども自身の食事が1日2回以下と答えました。
食事を満足にとれない生活は、子どもの健康はもちろん、社会生活そのものや将来にも影を落とします。まずは全ての子どもたちが食に困ることなく暮らせる環境をつくる必要があると私たちは考え、とりわけ厳しい状況に置かれているひとり親家庭を対象に、フードバンク事業”グッドごはん”を実施しています。
ひとり親家庭を支える食のセーフティーネット「グッドごはん」
グッドごはんでは、ひとり親家庭に対し、月に一回かごいっぱいの食品を無償で配付し、家庭の食卓と子どもの生活を支えています。
| 対象 | ひとり親家庭 ※行政の発行するひとり親家庭等医療費受給者証をもつ、18歳未満の子どもがいて、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭 |
| 内容 | ・買い物かごいっぱいの約10,000円相当の食品 ・米、パンなどの主食、野菜・果物、肉・魚、レトルト食品、お菓子など ※食品は主に、企業・個人の皆様からの現物ご寄付で賄っています |
| 場所 | 東京都、神奈川県、大阪府にある43の配付拠点（2023年7月時点） |
| 方法 | 配付拠点にて対面での配付 ※利用者とのコミュニケーションを重視し、直接お顔を見て渡す方式をとっています |
| 頻度 | 1世帯当たり月1回 |
| 実績 | 延べ48,144世帯に配付（2017年9月〜2023年6月） |
お腹を満たすだけではない、食品支援の効果
食の支援は、孤立しがちなひとり親家庭の心も満たし、前を向いて生きる力にもなります。 食品を受け取ったご家庭からは、「甘いものを食べて勉強に集中できた」「浮いたお金で学用品を買えた」「一人じゃない、明日からまた頑張ろうと思える」といった嬉しい声が寄せられています。
「食べることは、生きること」。今も食品支援を必要とする人は増え続けています。私たちは今後も当事業を継続するとともに、配付内容の質向上、月4000世帯への配付、他地域での展開等、より多くの子どもたちを救うために活動の拡充を目指します。
海外（開発途上国）
「食べていくために、学校に行かず働かなければいけない」
ネパールに住む10歳の少年ビシャルは、父親を亡くしてから、家族を養うために採石場で働いています。一日中、過酷な労働をしても得られるお金は僅か。学校には行けません。
世界では今、1億6000万人の子どもが児童労働をしています。主な理由が貧困です。
働く子どもの多くは、過酷な労働で心身の健康を損なうだけでなく、子どもらしく遊ぶ時間や教育の機会を奪われます。教育を受けられなければ、将来の仕事の選択肢は狭まり、貧困から抜け出すこともできません。
児童労働だけでなく、家庭の貧困や古い慣習により幼くして結婚を強いられる子ども、飲み水を手に入れるために一日何時間も水汲みに費やす子どもなど、途上国には未だ、幸せに育つ権利を奪われている子どもたちがいます。
子どもたちの「こころ」と「身体」を守るために
グッドネーバーズは、全ての子どもたちの権利を守られる社会を目指し、世界40カ国で活動しています。
子どもたちを取り巻く環境を良くするためには、保護者を始め周囲の大人たちと共に、地域全体の環境を改善していく必要があります。私たちは、教育支援、水・衛生環境改善、子どもの権利に関する啓発など多角的な活動を行い、子どもたちが健やかに育ち、自ら未来を切り開いていけるよう支えています。
児童労働に苦しんでいた少年ビシャルはグッドネーバーズから、学用品や制服、家族が住む家の改修、食糧や医療などの支援を受け、過酷な環境から抜け出すことができました。
「もう働かなくてよくなりました。代わりに学校に通い、友達と遊び、家では年下のきょうだいたちの世話をしたり、勉強をしています」
支援により、子どもたちの生活、そして未来は確実に変わります。多くの課題をはらむ国際社会の中で、とりわけ困難な状況に陥りやすい子どもたちのために、グッドネーバーズは今後も様々な支援活動に取り組んでまいります。
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多くの企業様にご支援いただいています
企業担当者様の声
「食品支援を通じて、社員同士の繋がりや誇りも」
J.P.モルガン 加藤大さま
グッドネーバーズ・ジャパンがひとり親家庭への食支援を行っていると知り、過去のCSR活動でも取り組んできたテーマだったので関心を持ちました。
ちょうどコロナ禍の影響が大きくなり対面での活動ができなくなったときでしたが、社員が自宅から参加できる活動の形をGNJPが案内してくれたことも後押しとなり、連携・支援を始めました。
食品の寄付を集めてひとり親家庭のフードバンク”グッドごはん”に送る取り組みには、毎年多くの社員が有志で参加しています。この活動が部署内や部署を超えて一緒に取り組む機会になり、とても良いコミュニケーションの場になりました。「入社してよかった」「こういう取り組みをしている会社を誇りに思う」という声が上がっています。
初めはどう取り組めばよいのか、何をすればよいのか分からなくても、まずは調べて連絡をしてみると、相談しながら良い活動に繋げられると感じています。 社会を良くしていきたいという気持ちは企業も非営利団体も同じですが、それを実行してくれる団体には感謝しています。
インタビュー全文はこちら
協力いただいている企業・団体
(順不同・敬称略）
ご支援・協働の形
お金のご寄付
今回のみのご寄付と、継続的なご寄付（月1000円～の子どもスポンサー）をお選びいただけます。ご寄付金の使途は、国内事業、海外事業、緊急支援事業をご指定いただけます。特にお決まりでない場合はお任せいただくことも可能です。金額、回数などの制限はございません。御社のご意向に沿って大切に使わせていただきます。
今回のみのご寄付 | 継続的なご寄付（国内） | 継続的なご寄付（海外）
フォームからご寄付をお申込みされる方は、上記リンク先からすぐにお手続きいただけます。決済方法などご不明点がある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
ご支援事例／インタビュー：伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社さま
2022年11月にインドネシアの西ジャワ州で発生した地震を受けて、当団体が実施していた緊急支援にご寄付をくださいました。同社のご寄付により、被災地の子どもたちのためのチャイルド・フレンドリースペース（CFS)を建設することができました。
食品等のご寄付
食品及びその他の物品寄付（現物での寄付）も受け付けています。食品のご寄付は日本国内で実施しているフードバンク事業”グッドごはん”を通じて、食支援を必要とするひとり親家庭の子どもたちに届けられます。食品以外の物品ご寄付は、品目によって活用方法、ご送付先などが異なりますので、お問い合わせください。
社員巻き込み型の企画
社員の方々が主体的に参加できる企画をご提案いたします。ご寄付だけではなく、当団体スタッフによる講演・ボランティアへのご参加・フードドライブ等を合わせた企画は、「社会課題への理解が深まり、身近なこととして認識できた」、「部署を問わず社員全員が参加できた」とご好評いただいています。
その他、マッチング寄付やボランティアといった形でもご支援いただけます。
フードドライブ企画
社員の皆様から食品のご寄付を集める社内フードドライブと、当団体スタッフによる講演・ボランティアへのご参加等を合わせた企画を御社に合った形・規模でご提案いたします。「社会課題への理解が深まり、身近なこととして認識できた」、「部署を問わず社員全員が参加できた」とご好評いただいています。
マッチング寄付
個人の皆様から集めた寄付金に、同額またはそれ以上の額を企業が上乗せしてご寄付をいただくマッチング寄付。社員の皆様やお客様など、個人と企業が一緒に取り組むことで何倍もの力が発揮される支援方法です。 ※マッチング寄付の場合、ご支援金は、個人（社員）の方も企業もそれぞれの名義で寄付金控除の対象となります。
ボランティア・プロボノ
社員の皆様の専門性・知識・スキルを提供していただく「プロボノ」、また在宅でも気軽にお取り組み頂けるボランティア企画も実施可能です。少人数で全ての業務を行う私達には、未熟な分野や知識が足りない部分が多々あります。活動をより良いものに発展させるために、ぜひ力を貸してください。
ご支援事例：日本アルコン株式会社
GNJPスタッフによる講演と社内フードドライブを通して国内の子どもの貧困問題に理解を深め、食品をご寄付くださいました。約2週間のフードドライブ期間に多くの有志の社員の方々が食品を持ち寄ってくださり、温かいお気持ちと共にたくさんの食品をひとり親家庭に届けることができました
その他
自社事業を通した社会貢献をお考えの方はぜひご相談ください。商品・サービスの収益の一部をご寄付頂いたり、自社製品をご提供頂くなど、御社ならではの方法でぜひ活動を支えてください。
自社製品・サービスを通じたご支援
国内外の活動現場や事務所内の業務で、御社の製品やサービスを活用させていただきます。支援活動に無関係に見える物でも必要とされている場合が少なくありません。大切に使わせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。
売上・収益の一部をご寄付
共催企画や寄付付きの商品などで、利益を社会貢献活動に繋げるコーズマーケティング（CRM / コーズリレーテッド・マーケティング）。多くの消費者が商品・サービスを利用することで社会貢献への意識を高め、御社のブランディングにも直結します。
ご支援事例：OWNDAYS株式会社
「ひとり親支援プロジェクト」として、当団体のフードバンク事業”グッドごはん”の利用者であるひとり親家庭の満7歳〜満18歳未満の子どもを対象に、メガネを無償で届ける支援活動を実施しています。
ご支援の流れ
STEP1: お問い合わせ
フォームにてご連絡ください。ご支援の形や内容が決まっていない方も、ご意向を伺いながら相談させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
※＜お問合せ種別＞で「ご寄付について」をお選びください。さらにご寄付の種類の選択肢が表示されますので、一番近いものをご選択の上、＜お問い合わせ内容＞欄に詳細をご記入ください
STEP2: ご支援内容の決定
内容やスケジュールを決め、広報有無についても確認いたします。必要に応じて合意書等を締結します。
STEP3: 実行（入金・物資送付等）
該当するご支援については速やかに領収証を発行いたします。
STEP4: 御礼・ご報告
ご支援の成果や支援対象者の声などをご報告いたします。該当するご支援については広報させていただきます。
認定NPOグッドネーバーズ・ジャパンについて
- グッドネーバーズ・ジャパンは、公益性の高い団体である「認定NPO法人」東京都の認証を受けた認定NPO法人です
- 中立、公正な立場で活動する民間団体です
- 当団体へのご寄付（食品等物資のご寄付も含め）は、一般の寄付金に認められる範囲とは別枠で損金算入が可能となります
※＜お問合せ種別＞で「ご寄付について」をお選びください。さらにご寄付の種類の選択肢が表示されますので、一番近いものをご選択の上、＜お問い合わせ内容＞欄に詳細をご記入ください
よくあるご質問
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領収証の発行は可能ですか?はい、可能です。 銀行振込でご寄付いただく場合は、必ず事前に領収証の宛名、ご住所をご連絡ください。 またお分かりになる場合は、併せてお振込金額、お振込時期もお知らせください。 クレジットカードでご寄付いただく場合は、フォームの「姓」に法人様名を、「名前」に代表者様のお名前をご記入ください。（領収証の宛名になります）
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グッドネーバーズ・ジャパンの活動を支援していることを対外的に公表してもいいですか？はい、可能です。 事前にご相談いただき、公表する際のお約束事を遵守いただく誓約書後提出の上でグッドネーバーズ・ジャパンへの支援や連携について、対外的に公表することができます。
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法人の寄付の場合、金額の指定はありますか？金額の指定はございません。ご寄付はいくらからでも、ありがたく頂戴しております。1,000円以上のご寄付の場合、領収証の発行が可能です。
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法人・団体からの寄付に関する制約はありますか？グッドネーバーズ・ジャパンの活動理念に鑑み、企業・団体からの支援・協力を受ける際の 基準を下記の通り設けております。以下に該当する商品やサービス(製造・販売・流通経路を含む)に関連する企業・団体からの支援は辞退させていただいております。
１．子どもの健全な育成をさまたげる恐れのある商品・サービスを提供する企業・団体
２．社会通念的に問題のある商品・サービスを提供する企業・団体
３．風俗営業に関連する企業・団体
４．反社会的勢力又は反社会的勢力と密接な交友関係にある企業・団体・個人
５．その他、グッドネーバーズ・ジャパンが適当ではないと判断した企業・団体
加えて、以下に該当する企画も辞退しております。
６．グッドネーバーズ・ジャパンへの支援行為や名義の利用が、その企業や商品・サービスを推奨し、または、その質を保証するような印象を消費者に与える可能性がある企画
７.グッドネーバーズ・ジャパンが営業活動を行っているかの印象や、誤解を与える可能性がある企画 -
年次報告書、会計報告は公開していますか？
