暑さが厳しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか？ 今回のニュースレターでは、2023年度にヨナスクールで開催した奨学金授与式と、奨学金を受けた子どもへのインタビューの様子をお届けします。ぜひ最後までご覧ください。
2023年度の奨学生
皆さまご存知の通り、ヨナスクールとは、韓国出身の俳優・歌手、故パク・ヨンハさんが2010年にチャド・ファシャアテレ地域に設立した学校です。グッドネーバーズ・ジャパンは、ご支援者の皆さまと共に、ヨナスクールに通う子どもたちを支援しています。 2023年6月にヨナスクールにて、奨学金プログラムの授与式が行われました。奨学金プログラムは、生徒の教育環境を整え、出席率や進級率を改善することを目的に行われています。 2023年度は総勢46人のヨナスクール生が、当プログラムの対象となりました。奨学生は、学用品(ノート・筆記用具・スクールバッグ・体操服・靴・上着・時計・定規類・勉強用ランプ、充電器)の支援を受ける他、学校までの交通費、生活費もサポートされます。
奨学金支援を受けたBonteさん
奨学金を受けた12歳のBonteさんは、「支援を受けられてとても嬉しいです。私のコミュニティには他にも支援を必要としている生徒がいるので、グッドネーバーズに支援してほしいと思っています。」とコメントしました。 チャドでは、小学校高学年の年齢の子どもたちの94%が、読解力に乏しいとされています。加えて、チャドでは、初等教育学齢期の子どもの27%が学校に通えていません。(World bank;UNESCO(2022)) これからもグッドネーバーズ・ジャパンは、ご支援者の皆さまと共に、ヨナスクールの子どもたちが質の良い教育を受け、前向きに学業に取り組めるよう支援していきます。
こんにちは。インターンの野田です。 今回はヨナスクールの奨学金プログラムの授与式についてお伝えしました。写真にあります通り、学用品を持った子どもたちの笑顔は眩しく、思わず笑みがこぼれてしまいました。 上記の通り、チャドは教育面で様々な難題を抱えています。教育は子どもたちの将来の選択肢を拡げる重要な基盤だと考えます。みなさまのご寄付は、ヨナスクールの子どもたちの毎日の教育に役立てられています。将来に向かって子どもたちが力いっぱい勉強に励めるよう、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
