ハイチ大地震緊急支援・活動状況8
2010年1月12日の現地時間午後5時頃、カリブ海地域のハイチで、マグニチュード7.0の大地震が発生しました。
GNJPはハイチで水と食糧、医薬品、テントを配布し、医療スタッフを派遣して被災地域の被害者を対象とした医療救護活動を実施しています。
新着情報(2010年1月29日)
ハイチでの医療支援レポート
グッドネーバーズの緊急医療チームは現地時間26日からポルトープランス難民村の一地域で医療キャンプを設置し、医療救護活動を開始しています。
この難民キャンプには、これまで医療テントがなかったため、住民が適切な治療を受けられずにおり、グッドネーバーズが医療テントを作り、医療救護活動を始めると、地元の人々が集まり治療を受け始めています。
医療行為はグッドネーバーズと緊急救援の協力をお願いしている、韓国の病院の医師と、米国支部から派遣された医療チームが一緒に行っています。
現在活動中の難民キャンプで29日まで医療活動を行った後、医療活動が必要な他の地域に移動し、継続的な救援活動をする予定です。
グッドネーバーズのハイチの緊急救援活動に、今後多くの関心と支援お願いいたします。
地震発生
2010年1月12日の現地時間午後5時(日本時間13日午前7時)頃、カリブ海地域のハイチで、マグニチュード7.0の大地震が発生。
震源は、首都ポルトープランスの中心部から南西に15キロと推定されています。
空港も閉鎖し、多くの建物が倒壊して多数の死傷者が出ています。崩れた建物の下に取り残されている人も多く、救出活動が続いていますが、多くの地域で停電したり、水道や電話も止まってしまい、夜になって作業は難航しています。
また、政府機関や国連の現地事務所の建物も被害を受け、多くの人の安否が確認されていません。
現地ではマグニチュード5を超える余震が続き、多くの住民が建物の外に避難しています。
住宅のがれきの下から遺体が相次いで見つかっており、犠牲者の数は、今後、大きく増えるおそれがあります。