グッドごはん活動報告 2021年7月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は14.0% (新基準)にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.3%(新基準)で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2021年7月の配付報告
配付期間 | 7月中旬~下旬 |
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配付世帯数 | 962世帯(東京566世帯、大阪396世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
1,729人(東京994人、大阪735人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 14,811世帯 |
利用者からの声
7月はクラウドファンディングによるご支援のもと、生鮮食品を対面により配付いたしました。グッドごはん利用者の方々から、野菜や果物、お肉を受け取れることへの喜びのコメントが多く届いています。
・「お肉・野菜と告知があったんですが、普段買えない牛肉や果物と息子が好きな物ばかりで、大喜びでした。 夏休み中の昼食をどうしようかと思ってたので、冷凍できる物を活用して無駄なく使わせて頂きます。」
・「7月のお野菜沢山すごく嬉しいです。 お肉は夏休み期間のお弁当に活用します!」
・「野菜や子供の大好きな果物が多くてとても嬉しいです!助かります! ブドウやパインは子供たちが本当に大好きです!」
・「家に帰り頂いた物を子供達に見せたところ普段果物まで食べさせる事ができていなかったので、とても喜んで食べていました。 こんなに沢山新鮮な物が頂けるとは思っていなかったので本当驚きと感謝でいっぱいです」
・「先日、初めて対面受け取りに伺いました。緊張していたのですが、とても優しく親切にしていただきほっとしました。ありがとうございました。」
・「新鮮なお野菜や果物、冷凍のお肉などとても助かりました。ありがとうございます。カレーやサラダを作っていただきました。」
担当者より
7月は、#BeAHEROプロジェクトというクラウドファンディングによるご支援金により、野菜・果物や肉・魚の生鮮食品を調達して利用者の皆さんにお渡ししました。夏休みは、給食が無くなり食費などの負担が増えることもあり、利用者の方々からはとても喜ばれました。
皆様からの温かいご支援によって、ひとり親家庭に食品をお届けすることができています。本当にありがとうございます。これからも子どもたちの笑顔が広がるよう活動を続けてまいりますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。(綿貫)