グッドごはん活動報告 2021年1月配付
厚生労働省が2020年に公表した「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年度の子どもの貧困率は13.5%にものぼり、ひとり親世帯の子どもの貧困率は48.1%で、約2人にひとりが相対的貧困の状態です。グッドネーバーズ・ジャパンはまずこのひとり親世帯へ焦点をあて、「ひとり親家庭等医療費助成制度医療証」を持つ家庭を対象に食品を提供しております。本事業を通し、生活に困難を抱える家庭が安定し自立した生活を送ることができる、その一助となるように支援してまいります。
2021年1月の配付報告
配付期間 | 1月中旬~下旬 |
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配付世帯数 | 858世帯(東京593世帯、大阪265世帯) |
配付世帯の 子どもの 合計人数 |
1,529人(東京1,010人、大阪519人) |
累計配付世帯数(のべ)(2017年9月から) | 8,971世帯 |
※東京での活動はジャパン・プラットフォームの助成を受けて実施しております
※大阪での活動は令和二年度独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成を受けて実施しております
利用者からの声
グッドごはん利用者の方々から、感謝の言葉や精神面の明るい変化を伝えるコメントが多く届いています。
ひとり親と言うことを隠して気を張って生きていたので、少し甘えられる場所があるということが、こんなにも笑えるんだって思いました。 毎回届くたび、みんな喜んでいます! 本当にありがとうございます!
「食べるものがなくなる恐怖」というのは、本当に怖いです。 生きていけないかもしれない、という恐怖の中、それでもなんとか頑張ろうという前向きな気持ちになれるのは、こうした支援してくださる方がいることのおかげです。
担当者より
1月も引き続き東京・大阪共に配送にて食品配付を行いました。
東京では1月から新倉庫での作業を開始し、前よりも広くなったお陰で1日に発送できる数が増えました。また株式会社大塚商会様より衛生用品や事務用品を寄贈していただき、マスクのご寄付を配付品に同梱しました。
グッドごはん事業開始時から約3年半近く経ちました。拠点も東京・大阪と2拠点となり、どちらの拠点にも食品寄付をし続けてくださる方がいらっしゃいます。本当に多くの方々に支えられて活動を継続・拡充できています。その温かいお気持ちをグッドごはん利用者の方々へしっかりと伝えていきたいと思います。(平良)