フードバンクへのご寄付を検討されている企業担当者の皆様へ
食の支援を、必要としている子どもたちがいます
”グッドごはん”は、困窮する日本のひとり親家庭のためのフードバンクです。
「1日3食、きちんと食べられない」「いつもお腹をすかせている」
そんな子どもたちに、”グッドごはん”を通して大切な食品を送ってください。
※<お問合せ種別>で「ご寄付について」をお選びください。さらにご寄付の種類の選択肢が表示されますので、「食品」をお選びください。
ご支援の形
商品のご寄付
食品製造、農業、卸売、販売など食品に関わる事業をされている皆様から、商品のご寄付を受け付けております。美味しく食べられるのに様々な事情で販売できなくなった商品などが、ひとり親家庭の子どもたちとその家族の食生活を支えます。
ご支援事例/インタビュー:カルビー株式会社さま
ポテトチップスやシリアルなど、子どもたちが大好きな商品をご寄付くださっています。ひとり親家庭には、食費を切り詰めているために子どもにお菓子をあげられないというケースが多く、グッドごはんで受け取るお菓子がとても嬉しいという声が多く寄せられます。同社は「商品で子どもたちを笑顔にしたい」という想いで継続してご支援をくださっています。
ご支援事例/インタビュー:Pasco(敷島製パン株式会社)さま
「超熟」シリーズを始めとするPascoのパンを毎月ご提供くださっています。食生活に欠かせない主食であり、食卓にすぐに並べられるパンは、子育て家庭にとって需要の高い食品です。賞味期限が短いため、「グッドごはん」で扱うことが難しい品目でしたが、同社との連携により、随時連絡を取ってスケジュール調整をすることで、配付日に合わせた受け取りが可能になりました。毎月、継続的に主食のパンを配付できることはグッドごはんにとって大きなメリットです。
社内フードドライブ
社員の皆様から食品を集めてお送りいただくご支援方法です。ご家庭からの持ち寄り、Amazon欲しいものリストを使った購入など、取り組みやすい形を相談させて頂きます。ご支援の成果を社員の皆様に実感頂ける参加型支援として好評です。
ご支援事例/インタビュー:J.P.モルガンさま
社会貢献活動の一環としてグッドネーバーズ・ジャパンが国内で運営するひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」に食品をご寄付くださっています。有志の社員の皆様から毎年多くの食品が寄せられ、グッドごはんを利用するひとり親家庭に送られます。食品には温かいメッセージが添えられていることもあり、受け取ったグッドごはん利用者の親子からは喜びの声が多く上がります。
災害備蓄食品のご寄付
企業で確保されている災害備蓄食品は、入れ替え時期になっても十分美味しく安全に食べられます。ぜひご寄付をご検討ください。
※内容・量によっては全てお受けできない場合があります。事前にご相談ください
受入食品
このような食品を募集しています
- 白米(精米後2年以内のもの)
- 常温食品(乾麺・瓶詰・缶詰・レトルト食品・インスタント食品)
- お菓子
- 飲料(ジュース、お茶等)
- 生鮮食品(野菜・果物)
- 冷凍冷蔵(肉・魚・乳製品)
- 災害備蓄品
このような食品も喜ばれています
- 中身の食品には問題ないがパッケージに不備がある
- 時期が過ぎてしまった季節・イベント食品
- 規格外の野菜・果物
- ギフトパックなど
条件・ご注意点
- 賞味期限内且つ安全に食べられることが確認できる食品に限ります
- 食品以外の物は原則として受け付けておりませんが、生活必需品に限り一部お受けできることがあります。事前にお問い合わせください
- 酒類、医薬品、サプリメント(粉末・錠剤など)などの子どもが安全に飲食できない食品・製品は受け付けておりません
食品ご寄付の流れ
フォームにてご連絡ください。社内フードドライブの企画など、詳細が決まっていない場合も、ご意向を伺いながら相談させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
※<お問合せ種別>で「ご寄付について」をお選びください。さらにご寄付の種類の選択肢が表示されますので、「食品」をお選びください。
内容やスケジュール、ご送付方法等を確認いたします。必要に応じて合意書等を締結します。
食品譲渡に関する合意書(見本)ご送付いただいた食品は、当団体スタッフが大切に受け取り、倉庫にて保管いたします。該当するご支援に関しては、領収証の発行が可能です(詳細はお問い合わせください)。
全ての食品ご寄付は、当団体スタッフ及びボランティアさんが検品し、ひと世帯ごとの食品セットに仕分けして、グッドごはんを利用するひとり親家庭にお配りします。
活動の成果や食品を受け取った方々からの声などをご報告いたします。
食品管理体制
- 各倉庫に食品衛生管理者が常駐し、食品を大切に管理しています
- 冷蔵・冷凍設備を強化しています
計3拠点でご寄付食品をお預かりしています
【首都圏】板橋倉庫(東京都板橋区)
【近畿】大阪倉庫(大阪府大阪市)
【九州】九州倉庫(佐賀県鳥栖市)
税制メリット
グッドネーバーズ・ジャパンは、公益性の高い団体である「認定NPO法人」として東京都の認証を受けております。当団体への食品ご寄付は、損金算入の対象となります。
- 商品廃棄として当団体に食品等をご寄付頂いた場合、全額損金処理が可能です
※ご希望の場合、合意書の締結が必要となります - 上記と異なるご寄付の場合も、認定NPO法人へのご寄付として損金算入が可能です(上限あり)
※ご希望の場合、領収証を発行いたします
企業担当者さまの声
Pasco(敷島製パン株式会社)
「超熟」シリーズを始めとするパンを、毎月「グッドごはん」に提供
『社会の変化に常に関心を払い、社会の発展、環境保全に貢献する事業活動を推進する』という弊社の企業理念に合致し、スタッフの皆さんの想いにも共感して、グッドごはんとの連携を始めました。
やむを得ず廃棄しなければならなかった商品が必要なご家庭に渡るようになったことは、社員にとっても価値のあることでした。
パンを廃棄する場合、袋から開けて、中身と袋を分けて捨てなければなりません。社内でそれをやる作業者がいるのですが、今回GNJPとの取り組みを始めてから、その担当者から「ありがとう」という声が私のもとに届きました。心のどこかで、誰かに食べてもらいたいと思っていたんですね。食品を受け取ったお子さんから『あ、超熟だーうれしい!』という声が聞けたときは、こうやって我々は生かされているのだと感じました。
インタビュー全文はこちら
ご協力企業
(順不同・敬称略)
よくあるご質問
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食品を寄付するにあたっての量の制限はありますか?食品の寄贈は段ボール1箱から受け付けております。段ボール10箱を超える場合は、保管場所の都合により調整させていただく場合がございますので一度ご相談ください。
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冷蔵・冷凍食品は扱っていますか?現在、冷蔵・冷凍食品の受け入れを強化しております。ただし、倉庫によってはお受けできないこともあるため、必ず事前に事務局までご連絡ください。
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食品を寄付するにあたって、どのような費用が必要になりますか?食品をお送りいただく際の送料のみご負担をお願いしております。
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領収証はもらえますか?税金の控除の対象になりますか?ご希望の方には領収証を発行しております(ご寄付いただいた食品が1,000円相当以上の場合のみ)。ご希望の場合は担当スタッフにお申し付けください。
食品の寄付でも寄付金控除(法人の場合は損金算入)ができます。寄付金控除・損金算入を受けるためには、領収証が必要となります。
※食品のご寄付は、当団体規定の計算方法により現金換算をしておりますので、領収証の額面はご購入額と一致しない場合があります。予めご了承ください。 -
直接持ち込みはできますか?お持ち込み可能です。お問い合わせ時にご相談ください。
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匿名で食品を送ってもいいですか?大変申し訳ありませんが、食品の安全性を考慮し匿名でのご寄付はお断りしています。
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食品以外のものも一緒に送ってもいいですか?食品以外のものの同梱はお断りしております。食品以外のものが送られてきた場合は返送するかこちらで処分させていただいております。
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年次報告書、会計報告は公開していますか?
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寄付を受付できないことはありますか?グッドネーバーズ・ジャパンの活動理念に鑑み、企業・団体からの支援・協力を受ける際の 基準を下記の通り設けております。以下に該当する商品やサービス(製造・販売・流通経路を含む)に関連する企業・団体からの支援は辞退させていただいております。
1.子どもの健全な育成をさまたげる恐れのある商品・サービスを提供する企業・団体
2.社会通念的に問題のある商品・サービスを提供する企業・団体
3.風俗営業に関連する企業・団体
4.反社会的勢力又は反社会的勢力と密接な交友関係にある企業・団体・個人
5.その他、グッドネーバーズ・ジャパンが適当ではないと判断した企業・団体
加えて、以下に該当する企画も辞退しております。
6.グッドネーバーズ・ジャパンへの支援行為や名義の利用が、その企業や商品・サービスを推奨し、または、その質を保証するような印象を消費者に与える可能性がある企画
7.グッドネーバーズ・ジャパンが営業活動を行っているかの印象や、誤解を与える可能性がある企画
※<お問合せ種別>で「ご寄付について」をお選びください。さらにご寄付の種類の選択肢が表示されますので、「食品」をお選びください。
「グッドごはん」とは
「子どもが『おなかすいた』と言っているのに、食べさせてあげられない」
今、日本の子どもの9人に1人は相対的貧困と言われ、とりわけ、ひとり親家庭はおよそ半数が相対的貧困状態と深刻な状況にあります。衣食住・教育等において標準的な生活を送れないほど低い所得で暮らし、食事さえ満足に食べられない子どもたちがいます。
全ての子どもたちが食に困ることなく暮らせる環境をつくるため、私たちは、とりわけ厳しい状況に置かれているひとり親家庭を対象に、フードバンク事業”グッドごはん”を実施しています。
ひとり親家庭を支える食のセーフティーネット
グッドごはんでは、ひとり親家庭に対し、月に一回かごいっぱいの食品を無償で配付し、家庭の食卓と子どもの生活を支えています。
対象 | ひとり親家庭 ※行政の発行するひとり親家庭等医療費受給者証をもつ、18歳未満の子どもがいて、所得が限度額未満かつ生活保護を受けていないひとり親家庭 |
内容 | ・買い物かごいっぱいの約10,000円相当(1世帯当たり)の食品 ・米、パンなどの主食、野菜・果物、肉・魚、レトルト食品、お菓子など ※食品は主に、企業・個人の皆様からの現物ご寄付で賄っています |
場所 | 首都圏、近畿、九州にある約50の配付拠点(2024年10月時点) |
方法 | 配付拠点にて対面での配付 ※利用者とのコミュニケーションを重視し、直接お顔を見て渡す方式をとっています |
頻度 | 1世帯当たり月1回 |
実績 | のべ104,329世帯に配付(2017年9月~2024年10月) |
食品を受け取った親子からは、毎月喜びの声が寄せられます。
「このご支援のお陰で子供にきちんと3食食べさせてあげる事が出来ています。4歳の子供も支援を理解していて、”みんなにありがとうを言おうね”と言って、いただきますをしてから食べています」
「食費が浮いた分で高騰した光熱費を払ったり、子供の文房具や上履きを買うことが出来ました」
「私たち親子に、以前より笑顔が増えました。作る楽しみ、食べられる幸せをありがとうございます」
「生活費に困っているので、食材しか削る所が無く食べるのもままらないので、お米や食材を頂けて本当に感謝しています」
「お米を買うとガス代が払えない状況でしたので、お米は本当に有り難かったです。お菓子も子供たちは喜んでいました。」
お腹を満たすだけではない、食品支援の効果
食の支援は、孤立しがちなひとり親家庭の心も満たし、前を向いて生きる力にもなります。 食品を受け取ったご家庭からは、「甘いものを食べて勉強に集中できた」「浮いたお金で学用品を買えた」「一人じゃない、明日からまた頑張ろうと思える」といった嬉しい声が寄せられています。
「食べることは、生きること」。今も食品支援を必要とする人は増え続けています。私たちは今後も当事業を継続するとともに、配付内容の質向上や他地域での展開等、より多くの子どもたちを救うために活動の拡充を目指します。