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2023.06.19 活動報告

【連携企業】J.P.モルガン：多くの社員が参加する食品支援

世界有数のグローバル総合金融サービス会社であるJ.P.モルガンは、社会貢献活動にも積極的に取り組まれており、その一環としてグッドネーバーズ・ジャパンが国内で運営するひとり親家庭のフードバンク「グッドごはん」に食品をご寄付くださっています。

有志の社員の皆様から毎年多くの食品が寄せられ、グッドごはんを利用するひとり親家庭に送られます。食品には温かいメッセージが添えられていることもあり、受け取ったグッドごはん利用者の親子からは喜びの声が多く上がっています。

ご寄付食品の用意をするJ.P.モルガン社員の皆様（写真：J.P.モルガンご提供）

企業ご担当者インタビュー　 J.P.モルガン加藤大様

社員の関心を尊重して社会貢献活動を推進

当社は、社会貢献に関しても社員個人の活動や関心を重要視しています。社内にボランティアコミッティーというチームがあり、メンバーがそれぞれ出会った団体や活動についてフィードバックしたり、具体的な活動に繋げられる仕組みがあります。

グッドネーバーズ・ジャパンと出会ったのは米商工会議所のイベントで、ひとり親家庭への食支援を行っていると知り、過去のCSR活動でも取り組んできたテーマだったので関心を持ちました。

ちょうどコロナ禍の影響が大きくなり対面での活動ができなくなったときでしたが、社員が自宅から参加できる活動の形をGNJPが案内してくれたことも後押しとなり、連携・支援を始めました。

社員の皆さんが集めたたくさんの食品を送ってくださいます（写真：J.P.モルガンご提供）

支援・連携先は、団体の信頼性とそこで働く人たちとの対話を重視

金融機関なのでバックグラウンドチェックは専門チームが厳しく行っています。その上で、提案した社員が団体の方と会って話をしたり、個人でボランティアに参加したりして関係を築き、ボランティアコミッティー内での協議を経て社として連携を決めるという流れです。団体の信頼性の他、実際に活動されている方々とのコミュニケーションを通して方向性がマッチするかという点も重視されます。

事業内容とスピード感が決め手となり、グッドごはんへの支援を推進

シングルマザーの支援、食、子どもの貧困など社として取り組んできたテーマと重なったことも決め手でしたが、コンタクトを取ってみるとGNJPスタッフはすぐに対応して真摯に相談に乗ってくれ、相談しながら一緒に進められたのも大きかったと思います。

初めて支援を決めた時は、コロナ禍の全国一斉休校休園といった未知の事態に直面していましたが、そういった局面でスピード感を持って支援を進めることができました。

どう役立てられているか実感できることも社員のモチベーションに

本当に信頼できる団体なのか、支援がどうやって使われるのかを、初めは社員も心配します。その点、GNJPは活動を実施した後に報告書を送ってくれるので、どう役立ったのか知ることができます。社員にも好評です。

また、食品の支援と言ってもどういう食品を入れればいいかわからない社員も少なくありませんが、事前に食品リストを細かく決めてくれたので取り組みやすい企画ができました。逆に、（一定条件内で）社員が自由に選んだものなど、内容や数がそろわない内容でも快く受け入れてくれました。

「入社して良かった」活動を通して社員同士の繋がりも

コロナ禍で対面の活動が制限されていたときは、有志社員が各自の家で食品パッケージを作ってグッドごはんの大阪倉庫へ送りましたが、社員から「自分の子どもと一緒に取り組めて、良い経験になった」「家族で参加できたので、会社でどんな取り組みをしているのか家族にも見せることができた」という声が寄せられました。

昨年からは会社オフィスで実施しましたが、その際は様々な部署で一緒に活動することで社員同士の繋がりが生まれました。特にコロナ禍で入社した人は、他の社員と顔を合わせる機会がないまま仕事に取り組んできたのですが、この活動が部署内や部署を超えて一緒に取り組む機会になり、とても良いコミュニケーションの場になりました。「入社してよかった」「こういう取り組みをしている会社を誇りに思う」という声が上がっています。