4/18 開催「人道援助コングレス東京2023」にエチオピア駐在スタッフ松隈が登壇します
2023年4月11日(火)より、国境なき医師団と赤十字国際委員会との共催イベント「人道援助コングレス東京2023」が開催され、18日(火)19:30から開催のオンラインセッション④「アフリカの角─ ─ 国際社会の関心を呼び起こすためには?」に、エチオピアで活動を行う当団体のスタッフ松隈が登壇します。(※英語講演)
世界ではウクライナとロシアの紛争だけではなく、ミャンマー、アフガニスタン、パレスチナ、南スーダン、エチオピア、コンゴ民主共和国など、多くの長期化した紛争・人道危機が、複雑かつ深刻になっています。
2023年の人道援助コングレス東京は「顧みられない危機に光を」をテーマに、危機打開に向けた行動につなげるために向き合わなければならない人道的課題を取り上げます。
「人道援助コングレス東京」は、日本において人道援助をめぐる諸問題を共に考える場をつくりたいという考えから、2020年に国境なき医師団(MSF)によって開設、2021年より赤十字国際委員会(ICRC)との共催で実施されています。
イベント概要
「人道援助コングレス東京2023 ~顧みられない危機に光を~」
オープニング&ハイブリッドセッション
「世界的な注目を集める紛争と集めない紛争。その違いはいかに生まれ、どのような影響をもたらしているのか。」
日時:4月11日(火)17:00 – 18:40
会場:東京・早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホール(東京都新宿区西早稲田1-20-14)
参加:無料、要事前申込
オンラインセッション
4月17日(月)
セッション① 17:30 – 19:00「顧みられない熱帯病に立ち向かう」
セッション② 19:30 – 21:00「ミャンマーの今を探る」
18日(火)
セッション③ 17:30 – 19:00「人道・開発・平和はどのように共存できるか~人道原則への挑戦?~」
セッション④ 19:30 – 21:10「アフリカの角─ ─国際社会の関心を呼び起こすためには?」
詳細はこちら
当団体のエチオピア駐在スタッフ松隈が登壇
今回、イベントに登壇予定の松隈は、グッドネーバーズ・ジャパンの事業でエチオピアに駐在し、被災した学校やヘルスセンターの修繕や薬品・機材提供、避難民に対する緊急食糧支援や難民キャンプにおける難民と周辺住民の所得向上のためのマイクロファイナンスや平和的共存のための啓発活動など、多岐にわたるプロジェクトのデザインや実施管理に携わっています。
活動報告例:【エチオピア内戦】ジェンダーに基づく暴力を受けた方への支援を行っています | 特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン (gnjp.org)
松隈が登壇予定のオンラインセッションの概要は下記をご覧ください。
オンラインセッション4
The Horn of Africa: how to focus attention on this troubled region?
アフリカの角──国際社会の関心を呼び起こすためには?
日時:18日(火)19:30 – 21:10
※オンライン開催、英語講演
内容:
アフリカの角と呼ばれる地域は深刻な干ばつと長引く紛争によって、人びとは命をつなぐべく移動を強いられている。エチオピアでは推定で2200万人が人道援助を必要としており、ケニア、ダガレイの難民キャンプにあるMSFの病院では、コレラの流行と長引く干ばつによって昨年から深刻な栄養失調を患う子どもが急増している。ソマリアでは、長期にわたる紛争と暴力、広範囲で続く干ばつが780万人に影響を与え、避難民は推定で290万人に達している。 本セッションでは、同地域での人道状況を提示するとともに、食料・栄養危機と紛争、そして人道アクセスに焦点を当てながら、国際社会の関心を呼び起こし、今後いかに取り組んでいくべきかについて議論する。
(人道援助コングレス東京2023 公式サイトから引用)
参加方法
参加申込はこちらから:https://www.msf.or.jp/congress/